【読書】梨木香歩『エンジェル・エンジェル・エンジェル』〜その1(文庫版)〜
上の娘が、夏休みの読書感想文のために読んだあと、どうしてもといやに熱心に勧めるので読みました。
テーマは思ったより重く、ちょっと夏目漱石の『こころ』を思わせました。けれども最後には救いがあって読後感は良い印象です。
旧約聖書の知識が多少要求されるのでしょうか。この辺りにあまり明るくないので、作者の意図をひろいきれているか少し不安が残りました。
娘も解釈に悩んでパパに読ませようとしたのかもしれません。
(2014/9/1 記、2024/10/1 改稿)
(文庫版)
梨木 香歩『エンジェル・エンジェル・エンジェル』新潮社(2004/2/28)
ISBN-10 4101253358
ISBN-13 978-4101253350