【読書】蛭子能収『蛭子の論語 自由に生きるためのヒント』
どういうわけか母がどうしても読みたいと言って買い、読み終えてからこちらに回してきました。そうでなければ自分では読む機会を持たなかったと思います。
矛盾や誤解など、突っ込みどころ満載。物事を俯瞰で見ようとか、論理の整合性を保とうとか、そういうことを一切気にかけていないように見えます。蛭子さんご自身が「ただ思いつくままに書きなぐった」と言っているのだから、読者が文句を言う筋合いではないのかもしれません。
ところが読み終えてみると、中に一本、しっかりとした筋が通っています。