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【読書】まとめ

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【読書】の投稿をまとめます。
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記事一覧

【読書】湯川豊『本のなかの旅』

(この読書メモは、2020年6月に書いたものです) いつだったか、ブルース・チャトウィンの著…

T2
4日前
12

【読書】眞島めいり『みつきの雪』

(この読書メモは、2020年6月に書いたものです) 雨を言いわけにトレーニングをサボり、一日…

T2
5日前
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【読書】村田奈々子『物語 近現代ギリシャの歴史 - 独立戦争からユーロ危機まで』

(この読書メモは、2020年6月に書いたものです) ギリシャの歴史というと古代に目が向きがち…

T2
12日前
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【読書】小手鞠るい『ある晴れた夏の朝』

(この読書メモは、2020年5月に書いたものです) 登場人物は、アメリカの高校生8人。広島・長…

T2
2週間前
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【読書】深田久弥『わが愛する山々』

(この読書メモは、2020年5月に書いたものです) 1961年に刊行された深田久弥さんの山の紀行…

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2週間前
3

【読書】夏目漱石『文鳥・夢十夜』

(この読書メモは、2020年4月に書いたものです) 中学二年生の夏休みに『こころ』の最初の3頁…

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2週間前
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【読書】クリストファー・マクドゥーガル『ナチュラル・ボーン・ヒーローズ──人類が失った"野生"のスキルをめぐる冒険』

(この読書メモは、2019年11月に書いたものです) 作者は『BORN TO RUN』で有名なクリストファー・マクドゥーガル。本作では、第二次世界大戦中の英国軍エージェントとクレタ島のレジスタンスによる、ある対独工作を追います。 舞台はドイツ占領下の地中海クレタ島。件の英国人エージェントと島のレジスタンスは、占領軍ひしめく北部市街地からナチスの将軍を誘拐し、敵の包囲網をかいくぐって島中央部の山岳地帯を突破。捕らえた将軍を連れて、南岸から島を脱出するという、まるで映画みたい

【読書】村越真、宮内佐季子『山岳読図ナヴィゲーション大全』

(この読書メモは、2019年10月に書いたものです) 「山の知識検定」に向けて準備中。 試験で…

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3週間前
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【読書】永井均『存在と時間 ── 哲学探究1』

(この読書メモは、2019年5月に書いたものです) 「私(存在)」と「今(時間)」の不思議さ…

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1か月前
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【読書】ブルース・チャトウィン『黒ヶ丘の上で』

(この読書メモは、2019年5月に書いたものです) 一番好きな作家は?と聞かれたら、ブルース…

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1か月前
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【読書】W.G.ゼーバルト『土星の環―イギリス行脚』

(この読書メモは、2019年2月に書いたものです) ドイツ出身の小説家で、将来のノーベル文学…

T2
1か月前
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【読書】樋口一郎『ニッポンの山「解体新書」』

日本の山のさまざまなトリビアネタについて考察します。わかりやすい例だと「日本百名山を数多…

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1か月前
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【読書】マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』

(この読書メモは、2018年12月に書いたものです) 以前、 “ぼくらはあるとき発生し、そして…

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1か月前
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【読書】新田次郎『蒼氷・神々の岩壁』

近所の書店で近隣の山のガイドブックを物色していたら、同じ棚に並ぶ文庫本の傍らに手書きのポップがありました。 ~山岳部時代の先輩曰く「山をやるならまず新田次郎を読め」~ そ、そうなのか…… もしかすると、歴史小説の“司馬遼太郎”、SFの“クラーク”や“アシモフ”みたいな感じで、山岳文学の王道と言ったら“新田次郎!”なのかもしれないと勝手に解釈。とりあえず取っつきやすそうな短編集から入ってみた次第です。 4つの短編を収録していますが、青春、ミステリー、幻想、実名小説とそれ