肉子ちゃんなら、何て言うかな。【映画の感想】
明石家さんまさんプロデュースの映画
『漁港の肉子ちゃん』
を観に行きました。
結果、泣いた(笑)
隣で見ていた父(65)も泣いてた(笑)
「お母さん、大好きだよ」のところで。
観に行ったきっかけは、
もともと『地獄の花園』を一人で観に行こうとしていたのですが、父と行くことになり、父と一緒に観ることが出来そうなハートフルでゆるいアニメ映画を探していたところ、ヒットしたのがこの作品。
あと、『鉄コン筋クリート』という作品が好きで、その美術監督さんが背景を手がけているというのも決め手でした💖
錆びた感じの色使いがエモいですよね💖
絵葉書にして飾りたい。
キャラクターもドストライク💘
褐色×少年×ミステリアス×花江夏樹voice
どういう事?萌殺す気?
さて、
話は肉子ちゃんに移るんですが、
そもそも「肉子ちゃん」って呼び名は悪口なんじゃ?と思ってしまいそうですが、本人が楽しそうなので、問題ないんでしょう(笑)
見た目はトトロのようですが、その人生は波瀾万丈‼︎
裏切られて、裏切られて、裏切られても、、、
笑顔で、ありのままを生きていく。
リアルに考えて、私だったらへし折れてる💦
完璧じゃない…不完全なまま生きていくこと。
いつか、笑える日が来る事。
作中、肉子ちゃんが何度か尋ねるんです。
「今日はどんな日だった?」
「別に、ふつう…」
すると、肉子ちゃんはこう答えます。
「それは良かった。ふつうが一番ええのんやで!」
ふつうに、起きて、食べて、屁こいて、寝て…
そんな日々を大事に生きているのが分かります。
自分がツラくて苦しくて立ち止まりそうな時、
肉子ちゃんだったら何て言うかな?って考えるんです。
なんか、
「とりあえず、ご飯食べてさっさ寝てから考えよか〜」
って言われそう(笑)
明るくて図太くて鈍感な肉子ちゃんと、
きれいで優しくて繊細なキクコちゃん。
この2人の掛け合いが微笑ましい映画でした。
あ、とにかく、アニメーション半端なく美しかったです❗️❗️❗️
さすがSTUDIO4℃。