夏を感じる時。


最近ぐずついた天気が続いている。
暦ではすっかり夏だというのにそのせいか
夏を感じることが極端に少ない。
今日久しぶりにとうもろこしとスイカを
食べた時に、「夏だなぁ」と感じた。
しかし、その時感じた夏は"味覚の夏"であって
"視覚の夏"はあまり感じられなかった。

私が強烈に夏を感じる時は
キャンプをしている時だと思う。
太陽が照りつける暑い中、冷たいビールを流し込み、炭で焼いた旬のものをいただく。
あの瞬間は体のありとあらゆる五感から
夏を感じるのである。
澄み切った青空、じりじり皮膚から伝わってくる暑さ、炭の匂い、どこからか聴こえてくる蝉の声…

全身で思い切り夏を感じたいと思う今日この頃。
今年はあと何回夏を感じることができるのか、
はたまた一度も感じられないのか。
北海道の短い夏を思い切り楽しめることを
切に願う毎日である。

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