長野の美味しい、とりじん5選レシピ
長野の「とりじん」とは?
「とりじん」とは、長野県を中心に愛される家庭料理で、鶏肉と野菜を鉄板や鍋で調理し、甘辛いタレで味付けする郷土料理です。
地元で採れる新鮮な野菜と鶏肉を使い、シンプルな調理法ながらも奥深い味わいが楽しめます。
①基本のとりじん
材料(4人分)
鶏もも肉:400g
キャベツ:1/4玉
玉ねぎ:1個
ニンジン:1本
ピーマン:2個
サラダ油:適量
【タレの材料】
醤油:大さじ4
みりん:大さじ3
酒:大さじ2
砂糖:大さじ2
おろし生姜:小さじ1
作り方
❶鶏肉を一口大に切り、タレの材料を合わせたボウルに10分ほど漬け込む。
❷キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、ピーマンを食べやすい大きさに切る。
❸鉄板またはフライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を焼く。
❹鶏肉の表面に焼き色が付いたら、野菜を加え全体を炒め合わせる。
❺残ったタレを加え、中火で炒め煮にする。
❻野菜がしんなりし、タレが全体に絡んだら完成。
ポイント
タレに漬け込む時間が短い場合は、鶏肉をフォークで軽く刺して味を染み込みやすくする。
野菜は好みでキノコやもやしを加えても美味しい。
②味噌風味のとりじん
材料
基本の材料(上記と同じ)
【タレの材料】
味噌:大さじ2
醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
酒:大さじ1
砂糖:小さじ1
作り方
基本の作り方と同様ですが、タレを味噌ベースに変更。
味噌のコクが加わり、濃厚な味わいが楽しめます。
アレンジ
味噌の種類を信州味噌や赤味噌に変えると風味が変化。
七味唐辛子を加えてピリ辛にするのもおすすめ。
③ヘルシーとりじん(油不使用)
材料
基本の材料
タレの材料:基本のタレ
作り方
❶鍋に少量の水(50ml程度)を入れ、鶏肉と野菜を全て投入。
❷フタをして蒸し焼きにする。
❸野菜から出る水分で全体がしんなりしてきたら、タレを加えて絡める。
ポイント
油を使わない分、素材の味が際立つ。
キャベツやもやしの水分を活かすことで、ヘルシーかつジューシーに仕上がる。
④スパイシーカレー風とりじん
材料
基本の材料
【タレの材料】
カレー粉:大さじ1
醤油:大さじ3
ケチャップ:大さじ2
はちみつ:小さじ1
酒:大さじ2
作り方
❶基本の手順に従い、鶏肉を焼く際にカレー粉をまぶす。
❷タレの材料を加え、炒め煮にする。
アレンジ
ヨーグルトを少量加えると、まろやかなカレー風味に。
好みでクミンやガラムマサラを追加して本格的に仕上げる。
⑤韓国風とりじん(甘辛ヤンニョム)
材料
鶏もも肉:400g
キャベツ:1/4玉
玉ねぎ:1個
コチュジャン:大さじ1
醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
砂糖:大さじ1
おろしにんにく:小さじ1
ごま油:小さじ1
作り方
❶鶏肉にコチュジャンと少量のごま油を絡めて下味を付ける。
❷フライパンで鶏肉を炒め、野菜を加える。
❸タレの材料を加え、中火で全体を炒め合わせる。
ポイント
最後に白ごまを振りかけて風味をアップ。
キムチを添えるとさらに韓国風に。
総括
「とりじん」はシンプルな料理ですが、味付けや調理法を工夫することでさまざまなバリエーションが楽しめます。
地元の旬野菜を取り入れることで、季節ごとに違った味わいを楽しむのも魅力。
ご家庭の定番メニューとしてぜひ活用してみてください!