近代から現代の人名メモ
フランツ・アントン・メスメル(1732−1815)ドイツ→医師、動物磁気、メスメリズム
ジャン=バティスト・ラマルク(1744−1829)フランス→博物学、生物学
ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ(1762−1814)ドイツ→哲学者、ドイツ観念論
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(1770−1831)ドイツ→哲学者、ドイツ観念論
フリードリヒ・シェリング(1775−1854)ドイツ→哲学者、ドイツ観念論
ジェイムズ・ブレイド(1795−1860)イギリス→外科医、催眠研究、近代催眠の父
エルンスト・ヴェーバー(1795−1878)ドイツ→解剖学、生理学者、ウェーバーの法則
オーギュスト・コント(1798−1857)フランス→社会学者、哲学者、数学者
グスタフ・フェヒナー(1801−1887)ドイツ→精神物理学、心理学
ジョン・スチュアート・ミル(1806−1873)イギリス→哲学者、政治学者、功利主義
チャールズ・ダーウィン(1809−1882)イギリス→自然学者、生物学者
カール・マルクス(1818−1883)ドイツ→哲学者、政治学者、資本論
ハーバート・スペンサー(1820−1903)イギリス→哲学者、倫理学者、社会学者、適者生存
シャン・マルタン・シャルコー(1825−1893)フランス→精神科医、サルペトリエール病院
ヴェルヘルム・ヴント(1832-1920)ドイツ→心理学、内観法、要素主義
チャールズ・サンダース・パース(1839−1914)アメリカ→論理学者、数学者、哲学者、記号論、プラグマティズム
ウィリアム・ジェイムズ(1842−1910)アメリカ→心理学、プラグマティズム
イワン・パブロフ(1849−1936)ロシア→生理学者
エミール・クレペリン(1856−1926)ドイツ→精神科医、精神病の分類、早発痴呆
フェルディナン・ド・ソシュール(1857−1913)スイス→言語学、記号学
オイゲン・ブロイラー(1857−1939)スイス→精神科医、早発性痴呆を精神分裂病へ
フランツ・ボアズ(1858−1942)アメリカ→人類学者
ピエール・ジャネ(1859−1947)フランス→精神科医、催眠、解離、トラウマ
エトムント・フッサール(1859−1938)オーストリア→数学者、哲学者、現象学
ジークムント・フロイト(1859−1939)オーストリア→精神分析、自由連想法
エミール・デュルケーム(1858−1917)フランス→社会学、自殺論、道徳教育
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド(1861−1947)イギリス→数学者、哲学者、プリンキピア・マテマティカ、コモスモロジーの哲学
マックス・ヴェーバー(1864−1920)ドイツ→社会学者、政治学者
ゲオルグ・グロデック(1866−1934)ドイツ→医師、医療論、生命論、エス
西田幾多郎(1870−1945)日本→京都学派
マルセル・モース(1872−1950)フランス→社会学者、文化人類学者
バードランド・ラッセル(1872−1970)数学者者、哲学者、プリンキピア・マテマティカ、ヴィトゲンシュタインを支援
フェレンツィ・ジャンドール(1873−1933)ハンガリー→精神分析医、心的外傷の研究
エドワード・ソーンダイク(1874−1949)アメリカ→心理学者、試行錯誤
森田正馬(1874−1938)日本→医学者、精神科医、森田療法、古澤平作と論争
カール・グスタフ・ユング(1875−1961)スイス→精神科医、精神分析から分析心理学
柳田國男(1875−1962)日本→民族学者、歴史学
ルートヴィヒ・ビンスワンガー(1881−1966)スイス→精神科医、現象学、現存在分析
メラニー・クライン(1882−1960)オーストリア→精神分析家、児童分析
カール・ヤスパース(1883−1969)スイス→精神科医、哲学者、実存哲学、フッサールの影響、記述精神病理学
クラーク・ハル(1884−1952)アメリカ→心理学者、学習心理学、催眠研究、M・エリクソンの大学教授、新行動主義
ウジェーヌ・ミンコフスキー(1885−1972)ロシアからフランス→精神科医、現実との生ける接触の喪失
カレン・ホーナイ(1885−1952)ドイツ→精神科医、精神分析、新フロイト派
田邊元(1885−1962)日本→フッサールやハイデガーと交流、京都学派、種の理論
クルト・コフカ(1886−1941)ドイツ→ゲシュタルト心理学
エドワード・チェイス・トールマン(1886−1959)アメリカ→心理学者、S−O−R理論、新行動主義
ヴォルフガング・ケーラー(1887-1967)ドイツ→ゲシュタルト心理学
クルト・シュナイダー(1887−1967)ドイツ→精神医学者、統合失調症の診断に貢献
折口信夫(1887−1953)日本→国学者、民族学者、折口学、マレビト
エルンスト・クレッチマー(1888−1964)ドイツ→精神科医、3気質、
九鬼周造(1888−1941)日本→ハイデガーから現象学を学ぶ、偶然性
フリーダ・フロム=ライヒマン(1989−1957)ドイツ→精神科医、新フロイト派
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889−1951)オーストリアからイギリス→言語哲学と分析哲学に影響を与える
マルティン・ハイデガー(1889−1976)ドイツ→哲学者、現象学
和辻哲郎(1889−1960)日本→哲学者、倫理学者、風土
クルト・レヴィン(1890−1947)ドイツ→ゲシュタルト心理学
山内得立(1890−1982)日本→哲学者、京都学派、ロゴスとレンマ
ハリー・スタック・サリヴァン(1892−1949)アメリカ→精神科医、現代精神医学、新フロイト派
アンナ・フロイト(1895−1982)イギリス→フロイトの娘、精神分析家、児童分析
ジャン・ピアジェ(1896−1980)スイス→心理学者、発達心理学、認知発達理論
ロマーン・ヤーコブソン(1896−1962)ロシア→言語学者、プラハ学派
ドナルド・ウィニコット(1896−1971)イギリス→精神科医、精神分析家、対象関係論、移行対象
レフ・ヴィゴツキー(1896−1934)ロシア→心理学、発達心理学
ヴェルヘルム・ライヒ(1897−1957)オーストリア→精神科医、オルゴンエネルギー
古澤平作(1897−1968)日本→医学者、精神科医、精神分析家、フロイトから精神分析を学び広める、阿闍梨コンプレックス
三木清(1897−1945)日本→西田幾多郎とハイデガーに師事、京都学派
エーリッヒ・フロム(1900−1980)ドイツ→精神科医、新フロイト派
西谷啓治(1900−1990)日本→哲学者、宗教学者、京都学派
ジャック=マリー=エミール=ラカン(1901−1981)フランス→精神科医、精神分析家、哲学者、パリ・フロイト派、鏡像段階
今西錦司(1902−1992)日本→登山家、生態学者、人類学者、霊長類研究
メダルト・ボス(1903−1990)スイス→精神科医、ブロイラーに師事、ライヒから訓練分析、現存在分析
バラス・スキナー(1904−1990)アメリカ→行動主義、オペラント条件づけ、行動分析
ジャン=ポール・サルトル(1905−1980)フランス→哲学者、小説家、劇作家、実存主義
モーリス・メルロ=ポンティ(1908−1961)フランス→現象学、身体図式、知覚
クロード・レヴィ=ストロース(1908−2009)フランス→人類学者、構造主義
井筒俊彦(1914−1993)日本→言語学者、イスラーム学者、
土居健郎(1920−2009)日本→精神科医、精神分析家、甘えの構造
吉本隆明(1924−2012)日本→詩人、評論家
梅原猛(1925−2019)日本→哲学者、評論家
中村雄二郎(1928−2017)日本→哲学者、評論家、現代思想、臨床の知
ロナウド・デビット・レイン(1927−1989)イギリス→精神科医、精神分析家、ウィニコットから訓練分析、反精神医学運動
ブランケンベルグ(1928−2002)ドイツ→精神科医、哲学者、現存在分析、自明性の喪失
河合隼雄(1928−2007)日本→臨床心理学、分析心理学、箱庭療法の普及
木田元(1928−2014)日本→西洋哲学史、現象学、メルロ=ポンティやフッサールの翻訳
フェリックス・ガタリ(1930−1992)フランス→精神分析家、ラカンに師事、ジャン・ウリとラ・ボルト病院で勤務、制度精神療法
木村敏(1931−2021)日本→精神病理学、精神科医、自己と時間感覚、アガンベンと交流あり
中井久夫(1934−2022)日本→精神病理学、精神科医、風景構成法、治療文化論