オウンドメディアは「接客の代わり」|法人note勉強会で考えたこと
どうも、小川です!2023年9月25日、noteさん主催のセミナーに参加しました。
スピーカーの徳力さんは、話のおもしろさや説得力はもちろん、オーラがありました。魅了されますね…。あんな人になりたい…。
セミナーのタイトルは「法人note勉強会」。
私は、スライド”外”の話がおもしろいセミナーこそがいいセミナーだと思っていまして。今回はまさにそれでした!
私はオウンドメディアの立ち上げや運営のご支援をする身ですので、note=オウンドメディアと変換しながら聴講していました。セミナーをきっかけに考えたことをご紹介します。
「noteを広告の代わりと思うと失敗します」
「広告ではなく接客と考える」という考え方を聞いて、ストンと納得しました。オウンドメディア全般に言えることではないでしょうか。
「noteで新規集客は無理ゲー」
質疑応答タイムで挙がっていたこの質問。
「上司に詰められてつらいです」とおっしゃった瞬間、会場の多くが、首がもげそうなほどうなずいていました…
オウンドメディアは「接客アシスト」と考えればいい!
たしかに、良質な記事を作って、長くコツコツと運用すれば、note含めオウンドメディアは広告に匹敵するほど集客力のあるメディアに成長していきます。でも、そこまでいくには、長い歳月と血のにじむ努力が必要です。
最初から「広告の代わり(集客施策)」と考えると、苦しくなります。
そうわかっていたんですが、今までうまくお客様に説明できないな…と、もどかしく思っていたポイントでした。
「接客アシスト」と考えればいいんですね!
大勢に宣伝するのではなく、目の前のお客様に語りかけるような…おすすめポイントや詳しい背景などを伝える場・まとめる場・格納する場。そう考えると、コンテンツを考えやすくなります。
また、「広告並みのPV数か?CVしたか?」ではなく「1対1の会話でご紹介していたことを、多くの人にご紹介できるようになった(効率がよくなった)」と考えれば、オウンドメディアの効果や意味を感じやすくなります。
例えば、こんな接客アシストコンテンツができる
ECサイトなら…
Web接客ツールと組み合わせて、特定の商品の閲覧時、ポップアップで「この商品のこだわりはこちらの記事でご紹介しています」と誘導する。(セミナーでも、REGALさんのnote事例が紹介されていました)
そもそもECサイトは人的な接客がないため、オウンドメディアを活用すれば、「接客をプラスできる」といえます。
BtoB企業なら…
「契約中のお客様に使ってほしいサービス一覧」のコンテンツを作って、メルマガでご紹介する。
>例えば弊社だと、こういう記事です
「オウンドメディアはトリプルメディアのひとつ」ということを忘れてはいけない
つい単独で語ってしまいがちですが、そもそもオウンドメディアという概念は、トリプルメディアの分類の一つなんですよね。
単独で考えるから、数字で見えやすい広告との単純比較に行きがちなんだと思います。本来、トリプルメディアは、双方に関連しあうもの。
ペイドメディア(有料広告)で集客し、オウンドメディアで丁寧に接客し、アーンドメディアで評判を集めていく。評判がよくなれば、お客様がたくさん集まります。お客様が集まれば、オウンドメディアがメディアとして成長します。そうすれば、オウンドメディアの集客力もあがっていきます。
サラッと理想的なストーリーを書きましたが、血のにじむ苦労と試行錯誤が必要なことは言うまでもありません。
お客様のその苦労と伴走するのが、私たちだと思っています。
質疑応答タイムで質問された方のように、お客様はシビアな世界で戦っています。わかりやすい数字も必要です…。
でもそのためにオウンドメディアを間違って活用してしまうと、詰んでしまいます。
オウンドメディアについてご支援する際は、トリプルメディアの考え方を念頭に置いておかないとですね。(正直に言うと少し忘れかけていました)
いろんな手法を組み合わせて結果を出していく、その考えで提案していこうと思います。
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