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私立学校における特別な教育的サポートが必要な児童について考えてみよう

夏休みもそろそろ終盤になってきましたね。先日、夏休み期間を利用して、九州地区私立学校教職員研修会にて、「私立学校におけるインクルーシブ教育の在り方と展望~国連勧告から読み解く~〔特別な教育的ニーズをもった子ども達への教育支援〕」というテーマでお話しさせていただきました。

今回のnoteでは、講演後のグループワークの様子をお伝えします。

研修会後半のグループワークのテーマは「特別な教育的サポートが必要な児童に対し、子どもが、何で困っていて、現在どのような対応をしているのかそれぞれ出し合いましょう」
様々な学校が交じり合い、意見や情報交換をしました。

とても活発な意見交換が行われていましたが、その時間を共有した方の大事なご意見ですので、ここでは、ほんの、ほんの一部だけご紹介させていただきます。

過去に、子どもは困っているのに保護者は困っていないという場合があった。子どもの現状と気持ちを丁寧に伝える努力をしていった。

どのように対応するか迷うときがあるので、その時に相談できるスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーが学校にいてくれると、教員側の心理的負荷も和らぐ。

保護者にとっては、スクールカウンセラーなどの専門職に相談することは敷居が高いかもしれない。保護者に「お困りですよね~」と共感した上で、再度促していくこともある。違った視点で話してもらうことで行き詰まりの解消ができるかも。

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また、研修会の感想も一部掲載します。

私立学校として限られた予算と人員で、どのように「チーム」をつくっていけばいいか考えさせられました。学校の全員できいて、全員で考えるべきものだ!!と思うくらい、分かりやすかったです。

豊福先生自身のお話も印象に残り、大切なメッセージが端的にまとめられていた。また、ワークの時間も各学校同じような困りごとがあると知れてよかった。

合理的配慮の義務化、逆境的小児体験など知らないことがたくさんあり、この夏休みに勉強したいと思いました。

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私立学校の伴走者に

現在公立の学校でのスクールソーシャルワーカーの配置は進んできておりますが、様々な困難を抱えた子どもたちは私立学校にも多くいます。

株式会社ソーシャルワーク福岡は、それぞれの学校独自の強みや特色を理解し、必要な支援を提案、展開していく「私立学校に特化したスクールソーシャルワーク」をご提供し、私立学校の伴走者として選ばれる存在になっていきたいと研鑽しております。

今後、合理的配慮についての相談等、校内で検討すべき課題が増えてくることも考えられます。校内会議のアドバイザーとしてのスクールソーシャルワーカー(SSW)、スクールカウンセラー(SC)の参加についてもご相談ください。

上記記事のように、講座のあとテーマを設定してのグループワークのファシリテートもお引き受けいたします。

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