サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成を考えてみた【23年12月前半の脱獄記録】
為替の動きが激しく、日々のマネーフォワード更新で頭が困惑しています。
ふと外出をしてみるも、寒暖差が大きく体も困惑しています。
そんな時に自分に出来る事と言えば、自身の取っている”リスクは適切なサイズなのか?”という確認作業と天気予報確認くらいでしょう。
何事も、どうにかなることとならないことがありますね。コントロール可能なことに集中です。
それでは、12月前半の振り返りです。
■起きている事
●米国10年債利回り動向
米国10年債利回りは4%を切りました。急速に金利が低下しています。特に13日のFOMC以降の下げが目立っています。
●米国株式マーケット動向
金利の低下は株式にとっては追い風です。S&P500はFOMC以降急伸しています。年初来高値を更新、史上最高値まであと2%弱のところまで迫っています。
●経済指標観察
-米国 雇用統計
JOLTS やADP から雇用統計も弱いと思っていましたが想定よりも強い数字で入ってきました。失業率は歴史的に低い水準を維持し、時給も上がってます。
こちらを受け、金利は上昇しています。
-米国 消費者物価指数(CPI)/生産者物価指数(PPI)
上にも下にもサプライズはないものの、インフレを退治するのには時間が掛かると改めて思います。
内訳としては、エネルギー価格は大きく下がりましたが、家賃や医療ケア、自動車保険の価格は上昇、住宅とエネルギーを除いたサービス物価は前月比0.4%上昇しています。
こちらは予想を下回りました。モノのインフレは終わったと思っても良さそうです。
-米国 連邦公開市場委員会(FOMC)
ハト of 鳩。とうとう利上げ打ち止め⇒利下げ検討をFRBが滲ませるFOMCとなりました。
2024年中に3回の利下げ(合計0.75%)をFRBメンバーのドットプロット中央値は示しています。
これを受け、株価は大幅上昇、為替はドル安方向に動いていました。
-気になる動向 円急騰
■12月前半にしたこと
●決算精査
グロース系企業の決算が続きます。下記気になる個別企業の決算です。
●$CRWD(クラウドストライク)買い増し
唯一、個別株のポジションを建ててます。
11月中旬にポジションを建てて、その後12月頭に見事な四半期決算を発表、そのタイミングで買い増ししました。
教科書通りのエントリーと買い増しをしたつもりで、また株価も教科書通り伸びています。
●嫌いなマスクをしています
パンデミック真っ只中でもあまりマスクをしていなかった筆者ですが、12月に入りマスクをしています。
また、意図して好きなサーフィンも控えています。
病の予防と体調管理を徹底です。
12月後半に向け、自分にコントロール出来ることをコントロールしています。
その理由は下記「12月後半にやること」に繋ぎます。
■12月後半にやること
●海外旅行
年末年始を海外で過ごすという我が家で唯一の贅沢。
2020年、2021年、2022年と3年間、世界中で巻き起こったコロナ禍で行けておらず、3年ぶりに家族で行く海外旅行になります。
とても楽しみだし、出来るうちに家族と沢山の思い出を作りたいと思っています。
直前でインフルエンザやコロナに罹ったら目も当てられませんね。
そうならない様に自身に出来ることは備え、あとは家族みんなで無事に行けるように祈るのみ。
今年はフィリピンのボホール島に7日間滞在する予定です。
■まとめ
金利は右肩下がり、FOMC後には大幅低下しました。
しかし雇用環境は引き続き求職者にとって有利で、失業率も歴史的に低い水準を維持しています。
消費者物価はほぼ市場予想通りで、サービスインフレが粘り強い印象。
金融政策は2024年での利下げを示唆し政策の転換点に差し掛かっています。
それらを受けての市場の反応を見ていると、最近のマーケットは利下げ織り込みからインフレを抑えながら景気後退もマイルドなものにするソフトランディング織り込みに変わってきたように感じています。
ただ、過去事例に沿ってもソフトランディングは非常に稀な現象であると歴史が物語っており、1995年の1度しか成功していません。
今回はソフトランディング成功するでしょうか?しないのでしょうか?どうなっても対応できるようにしておきたいところ。
一方、短期に目線を移すと、まだサンタクロースラリーは始まっていません。もし今年、サンタクロースラリーが来るならばそろそろ頃合いです。
こちら2000年~2020年までの統計として、12月15日以降株価が伸びる事が示されています。サンタさん、待ってますよ。
さて、今年も残り日数が少なくなってきました。
不確定要素、不安材料は尽きませんが、プロでもない一般のサラリーマン投資家において、特にやることは変わりません。
規律を守り、航路を守り、マーケットに揺さぶられないよう自身のリスク許容度の範囲でコツコツと進めていくのみ。
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