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2024年4月の記事一覧

#光る君へ第十七回
女たちの策謀やら、まひろ・さわの友情やら、道長・まひろの想いやら、てんこ盛りの回ではありましたが、
道隆の妄執
に全部さらっていかれました。
その挙げ句、妻との良い感じでの最期のとき。
政治家としては「何だかな〜」だったけど、夫としては良い人だったんですな。

再現度はかなり高いです:映画評「シティーハンター」

再現度はかなり高いです:映画評「シティーハンター」

出張帰りの新幹線の中で視聴。
Netflixの鈴木良平主演の実写版です。

僕は原作は一応ラストまでフォローしています。
内容のほうはだいぶ忘れちゃってますけどw。
アニメは見てないですね。
個人的思い出はそこまで強くはない…ってところでしょうか?
(だからアニメファンの「Get Wild」騒ぎはピンと来ません)

キャラクターたちの再現度が高いのは事前の情報でわかっていましたが、作品全体としても

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#光る君へ第十六回
「光と陰」というか、「驕れるものは…」というか。
清少納言目線の煌びやかな道隆政権と、戸板一枚隔てたところに漏れ始める腐臭を描いた回。
「こらあかんわ」
と思わせるところが脚本の妙ですな。
それにしても道兼。
いきなり漢になっとるな〜。
あ、猫が出ましたね。

いやー、かなりレベル高いです:ドラマ評「寄生獣 ザ・グレイ」

いやー、かなりレベル高いです:ドラマ評「寄生獣 ザ・グレイ」

「新感染ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督による「寄生獣」のスピンオフというか、アナザーストーリーというか…
日本に寄生獣が登場している間に、韓国にもまた…っ設定ですかね。

それにしても、まあレベルが高い
この監督ですから、アクションシーンの出来が良いのは予想がつくんですけど、人間ドラマとしてもなかなかのものです。

寄生獣に寄生されたクラブの客が惨劇を犯したことで、韓国では寄生獣対策

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#光る君へ第十五回
最大の見どころは、「推し」にハマった清少納言。
ファーストサマーウイカ最高w。
一条天皇ー定子の関係は理想的ではあったけれども、彼らのを支える政治基盤(道隆)は盤石ではなかった。
そこを道兼ー道長が突く…。
道綱の母をここまで引っ張るとは思いませんでした。

あの髪型は劇中じゃさほど気にはなりませんw:映画評「ARGYLLE/アーガイル」

あの髪型は劇中じゃさほど気にはなりませんw:映画評「ARGYLLE/アーガイル」

「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督による新スパイ映画。
劇場公開は見逃して、AppleTV+で観ました。

エリーはスパイ小説シリーズ「アーガイル」の著者。
作品の展開に悩み、実家への帰省途中の列車で殺し屋に襲われ、エイダンという本物のスパイに助けられる。
彼女が書く「アーガイル」は現実のスパイ活動を<予言>する内容になっていると言うのだ。
なぜ彼女が書く小説は現実のスパイ活動に繋が

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#光る君へ第十四回
兼家、堕つ。
栄華も冷酷も情愛も恨みも一身に受けつつ。
道隆の独裁が始まる…が、父ほどの凄みを出すことができるのか。
そして道長は兼家をどう超えていくのか。
それにしても桔梗(清少納言)の暴走っぷりがお見事でした。

#光る君へ第十三回
兼家退場へのカウントダウン。
相変わらずの盛り沢山でしたが、一番の見どころは「明子様」ではないか、と。
いやぁ、怖いわ〜。
清少納言に馬鹿にされた宣孝のハシャギっぷりも見ものでしたが。
そして中宮定子。
<少女>らしさを違和感なく演じる高畑充希には驚き。