祭りの日はただの休日となる-すずころ日和 フランス映画-
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ピッピ ピ〜ピヒャラ ピ〜ヒャララ
ピッピ ピ〜ヒャラピーヒャララ
こちら し〜まぐによ〜
わっしょい わっしょい わっしょい
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こんにちは、皐月です。
今日は秋祭り。あいにくの朝から土砂降りで、どうなっているのかなあ。
お神輿は流石にださないだろうな。
昔は雨の時、軽トラにお神輿積んで、ビニールかけて爆音で祭りの音楽流しながら町内めぐっていたなあ。
そんなことを思っていた今朝のすずの散歩中。祭りの音はどこからも聞こえてきません。
ところがお昼前、カッパを着た男性陣がお神輿かついで「わっしょい、わっしょい」と家の横を通過して行きました。
さすがに子ども神輿はだしてないのね。
ただでさえ掻来手が少ないのに、めっちゃ少ない人数で大きな神輿が一つ駆け抜けて行きました。
…ごくろうさまでございます。
その光景を家の中から子どもと柴犬すずと見ておりました。
黒柴すず、めっちゃ吠えていた。笑。
普段はない光景だもんねえ。番犬してるのね。
こういう時、前に飼っていたいたタローを思い出す。
無駄なことを徹底してしない犬(自分にとって必要な時以外は吠えない)、
ある意味とても住宅街向けな犬でした。
私に散歩要求する以外吠えない省エネわんこタロー。
私は、今日今月中に取得しないといけない夏季休暇をもらっています。
この地域は秋祭りの日、なぜか小中学校はお休みです。これって全国共通なのでしょうか?
県立、となる高校は学校の日。祭り熱が高い地域ってこちらでも地区によって違っていて道後温泉で有名な道後秋祭りはケンカ神輿で有名です。
神輿同士をぶつける、なんというか神様とは??と思わせる不思議な伝統。(なのかな)これは全国ニュースで流れていたりもするので見たことある方もいるかもですね。
祭りには全く興味のない我が子たちは、祭り前夜の子ども神輿にも行かず(お菓子がもらえる)で「学校がお休み!」と喜んでいる、ただの休日となっています。
あまりにも午前中はゴロゴロして「ひま〜」としていたので、各自お友達に連絡をしてみると「まつり?行ってないよ。遊ぼう!」と集まった友人たちと小中学生まざって今は我が家でマリオパーティーをしています。
任天堂最強。
お祭り、、なかなか色々ありまして私はもう関わりたくはないものですが。
これはこれの良さがある、とも理解はしています。
ただ、地域の子ども会の役をしたときも参加はひと家族だけ。
参加者の多くは町内会役員ダヨネエ。。
娯楽が少なかった昔。
地域の祭りが交流の場でもあり、娯楽でもあったのでしょう。
稲作の収穫が生活、究極飢えとの隣り合わせでもあったころ。収穫を感謝して、神に祈る神事だったのだろうな。
伝統、というものは残ったり消滅もして今に至る訳で。
20年後、はたしてどうなるのかな。
と雨の今日ポチポチと思いつくままに打っています。
今朝は散歩の後、子どもはまだ夢の中でしたので
「よし映画にしよう!」とAmazonプライムを立ち上げて
「パリタクシー」という作品をセレクト。
仕事持参用に買ったスタバのオータムブレンドをフレンチプレスに淹れて
昨夜買った近所のパン屋さんのバケットをお皿に盛る。
最近は酸味のある軽めのコーヒーが好みかな、と選んでいましたが、秋らしくちょっと重めのしっかり目の珈琲を久しぶりにゲット。
バケットは何にもつけず、そのまま食べるのが好き。硬い皮と小麦の旨みを感じるんですよね。
映画を選んだ理由は、パリの街並みや人々を見るのにいいかな〜と、フレンチ憧れが強めの私らしさでございます。
作品はそう、コメディとあったけれど分類するならヒューマンとか。コメディではないな、という感想。
美しいフランスの街並みは、タクシーで移動し景色が変わる。
その移り変わりのなかで、一人の平凡であったであろう普通の女性が歩んだ人生を遡る。
当時、1950年代というそう遠くない過去に、女性が置かれていた当たり前であった風潮。常識。そういうものに胸を痛める。
DVって当たり前なの?夫婦間レイプ存在しないの?
殴られるのが普通だという時代。それで離婚などしない、できない時代。
「今の常識が未来の非常識」
こういう時代を戦ってくれた人たちが作ってくれた未来にいきる自分。
殴られるのが当たり前ではない時代に生きていることに感謝と、それでもきっと逃げられない状態にある人がいるであろう現実を想像する。
映画の感想はぜひ、観た方それぞれで。
何よりも驚いたのが、主演女優のリーヌ・ルノーの実年齢。2023年公開映画なので2年前に撮影だとしても、94歳!!
映画のなかで「うふふ、お上手ね。92歳よ」というセリフがでてきます。
「それは、見えないな」
(うん、見えない)
映画見ながら、70後半か80歳くらいの女優さんが演じているのだと思っていました。
まさか、まさか。92歳より上!!!役より上!!!
この1950年代をリアルに生きた女性なのね。
青い瞳がうつくしい彼女。とてもそんな年齢に見えない素敵な女性。
映画の中だけでなく、きっと実世界でも逞しくそしてしなやかに美しく生き抜いてきたのだろうな。96歳の主演女優の佇まいに、なんか見た後に圧倒された感がまだあります。
たまには映画もいいな。
途中、起きてきた小学生の娘が口付けのシーンで目を背けてキャーキャー言ってました。何も思わなかった自分に、「あ、この程度では動じない私は大人なのね」なんて変な実感をしたアラフォーでした。
取り止めのないお話、今日も最後までお付き合いありがとうございました。
では、また。
皐月
⭐︎おまけ⭐︎
先日ついに発売されたJin Coffeeさんのワインコーヒーが届きました!
7つもの味に悩みつつ、せっかくなのでギフト用に購入。
送付用のナイロン袋を取ると、紙袋からすでにワインの香りがします。
素敵すぎる。
可愛い猫ちゃんとスマートなお猫サマバージョン。
どちらがお好きですか。
初めて飲んだ時の感想は良ければこちらをご覧ください。
※Jinさんのいちファンで、宣伝とかではありませんので念のため。