CMで話題のあの商品買った?[顧客起点マーケティング【中編】]
有名人が有名アニメの20年後をCMで実写化!
とても感動すると話題のCM!!
そのCMの商品買った?
人気のCMとか面白いCMとか、話題性があるCMとか、CM自体の認知度や人気は上がるかもしれないけれど、本来の意図である商品の売上には貢献していないなんて、本末転倒。
でもそんなことが往々にして繰り広げられていたっていうんだから驚きだ。
最近ではハズキルーペのCMが話題になっていたのが記憶に新しい。
広告代理店が提案するCM内容が広告賞とかを目的としていて、それに腹立てた会長が、だったら自分で作るって作ったのがあのCMだそうで、
コテコテの、商品をひたすら褒めるダサく今どきではないCMだけれど、結局売上向上に繋がっている。
懸念のあった炎上も無かった。商品の良さを伝えることの重要さをハズキルーペは教えてくれて、ハズキルーペ以降クリエイターは肩身狭くなっていそうだなと思う。
消費者的にはオシャレなCMが見たいのか、自分の悩みを解決してくれそうなものがCMで流れるのかどちらがよいのか。
昔は娯楽も無く、CMすら娯楽のひとつであったが、娯楽が沢山あるこの現代、わざわざCMを見るということは無くなっている。
そんな境遇の中で、どう伝えていくかが広告業界のこれからの課題だろう。
「面白くて人気のCM=商品が売れる」ではない。
では、何がいいのだろうか。
今後の広告の在り方は【後編】にて。
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