見出し画像

「宴会の子供旅」

展示用_edited

【ゲームセンター】


7歳の時
親戚一同で京都旅行に行き
温泉に入って夕食時に大人達が
舞妓さんと大盛り上がだった。

この時俺は
退屈になってしまい
親戚の子と一緒に
旅館内を探検しにいく事にした。

そして道も解らず
どんどん歩いて行くと
ゲームセンターを発見した!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

この時我々は
お金を持ってなかったので
ただで出来る卓球と
エアーホッケーをする事にした。

しかしこの時の俺は
卓球が下手くそすぎて
全く勝負にならず
全然玉を打ち返せない。

そもそもラケットの
持ち方すら解らなかったので
たまにラケットに球が当たっても
明後日の方に飛んでいく。

それを見た親戚の子は
呆れてしまったのか
「エアーホッケーをやろう」と言い
ゲームを変えてくれた。
┐(´~`)┌ ヤレヤレ

画像1

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【迷子】


そしてエアホッケーを始めると
下手くそだったけど凄く楽しくて
時間を忘れて遊び続けてしまう。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

ゲームコーナーで夢中になって遊び
すっかり疲れ切ってしま多我々は
宴会場に帰る事にした。

しかし我々は
来た道を覚えてなくて
適当に戻っていった。

そんな事してたら
案の定迷子になってしまい
どこが宴会場かもう解らない。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ

でも旅館なんて
そんなに広い所と思って無く
適当に歩けばすぐ戻れると思い
余裕な気持ちで歩き続けた。

その後しばらく歩いても
全然知らない場所にしか行かず
何だか凄く不安になってくる。

この時俺は
まさか旅館ごときが
こんなに広いと全く思って無く
あまりの旅館の大きさに焦りだす。

画像2

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【開放感】


その後30分くらい歩いても
全然見おぼえない所ばかりで
涙目になってきた。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ

しかしこの時ふと横を見ると
隣の建物の1階の宴会場で
父親がバカ踊りしてるのが見えた!

この時俺は
「やっと迷子から解放される!」
そう思ってそのまま隣の建物に
一直線に走って行きたかった。

しかし
隣の建物までの道なんて無く
そでも速攻戻りたい為
中庭を突っ切り走りだした!

その中庭は
真っ白な石が敷き詰められてて
何やら絵が描いてあったけど
そんなの全く気にしてられない。

そして1階の宴会場に窓から入り
やっとみんなにやっと会えて
迷子から解放された喜びに浸った。
( ´ー`)フゥー...

そのまま俺は
まっしぐらに婆ちゃんの所に行き
緊張でお腹が空いたので
膝の上で食事をさせてもらった。

画像3

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【酔っ払い行動】


その後食事をしてると
親戚の人が我々子供を呼び
「お小遣い上げよう」と言って
お財布を出した。

するとそのお財布には
1万円札が大量に入ってて
もの凄い大金持ちな人なんだと
感動してしまう。

そしてそこから1万円札を出し
親戚の人が「両替しよう」
そう言って1間円札を
真ん中から破り始めた!

この時の親戚の人は
もう完全に酔っぱらってて
物凄く上機嫌の様子で
自分が何をしてるのか解らない。

お札を破り始めたのを見た我々は
「あ!」と言ったら
それを見てた俺の母親が
光の速さでお札を取り上げた!
ε-(・д・`;)フゥ…

幸い1万円札は
半分も切れてなくて
母親が「銀行に持っていき
新札にしてくる!」と怒ってた。
(# ゚Д゚)プンスコ

その後我々は
お札を破った親戚の人から
1000円ずつもらい
これを帰りのお土産代にした。

画像4

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓




【舞妓さん写真】


その後退屈だったけど
また旅館を探索して
迷子になるのが嫌だから
宴会場にいる事にした。

すると舞妓さんが俺の所に来て
「一緒に写真撮ってあげる」
そう言ってくれた!

そして舞妓さんが
俺を抱き上げてくれて
カメラ担当の舞妓さんが
何枚も写真を撮ってくれた。

この時俺は
こんな凄い美人さんに抱っこされ
嬉しくて恥ずかしくて
もう昇天しそうな気分になる。

写真を撮り終わって
舞妓さんから降りた俺は
もうニヤケっぱなしで
しばらく最高の気分だった。

そんな状態のまま
お婆ちゃんの膝の上にいると
だんだん眠くなってしまい
そのまま寝てしまってた。

その後ふと目が覚めた俺は
隣の部屋の布団の中にいて
時計を見ると深夜2時なのに
まだ大人達が大騒ぎしてた。

画像5


この記事が参加している募集

サポートしてくれたら 明日食べる もやしを買う事ができます((+_+)) よろしくお願いします( ゚Д゚)