科学技術「夢の中の猫」
【猫が寝る理由】
猫が長時間睡眠とる理由を
科学ニュースサイトの
「ZME Science」が解説しています。
その理由は
猫が「薄明薄暮性」と言いう
夜行性生物だからです。
猫は
野生だった大昔
狩りをするため夜に行動し
獲物を取らないとなりませんでした。
獲物を取るのは
夜の方が発見され難く
夜に寝る動物が多い為
夜の方が獲物を狩りやすいのです。
この狩りをする時
たくさんエネルギーが必要なので
日中体を休める為に長時間寝ます。
この習慣を本能で獲得したので
日中ずっと寝続けて
日没に目を覚まし活動します。
その後
日の出まで永遠狩りを続けるので
大量のエネルギーが
必要になるのです。
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【睡眠時間】
猫が毎日
寝てばかりの姿を見て
こんな生活を送りたいと
みんなが思ってます。
ZME Scienceが解説してる事は
猫が何でいつも寝てるのか
猫に必要な睡眠時間がどれくらいか
寝すぎて心配する事などです。
猫は
通常1日に12時間から14時間
睡眠を必要とします。
でも必要な睡眠時間は
猫によって多少の違いがあり
子猫や年寄り猫は
20時間寝たりもします。
猫の中には
12時間でも平気なタフな猫もいて
猫にも個体差があるようです。
猫にとっての睡眠は
「エネルギーの節約」「疲れ回復」
「筋肉の修復」「免疫力向上」
等の利点があります。
猫の食事は
肉や魚や牛乳などのタンパク質が
多く含む食事を食べます。
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【猫が見る夢】
猫の主食のタンパク質は
消化して栄養に変換する為に
多くの時間がかかるのです。
しかし寝ていると言っても
猫の睡眠の25%が浅い眠りの
レム睡眠状態にあります。
そのため鼻と耳は
常に警戒モードになっていて
危険を察知すると
すぐ目を覚ます事が可能。
更に睡眠中の猫は
手が痙攣したり髭が動いたり
寝てても熟睡してない事が
よく解ります。
この時の猫は
夢を見ている可能性が高いと
研究結果が出ました。
どんな夢を見ているのかと言うと
どうやら狩りをしてる時の夢を
見る事が多い様です。
猫は
狩りに失敗するとショックを受け
夢の中でも同じ場面が出てきて
うなされてしまうのでしょうか?
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【普通以上の睡眠時間】
猫は
雨の日にいつもより多く寝て
あまり起きてきません。
その理由は
猫も人間と同じ恒温動物と言う
体温を保つ為には
多くのエネルギーを使うからです。
雨の日は
晴れの日より気温が低く
猫の体の体温が下がります。
それに猫は
毛が雨で濡れると乾きにくくなり
風邪をひきやすいので
1部の猫を除いて水が嫌いです。
猫は
安心してる時
いつもよりたくさん寝ます。
しかし
たくさん睡眠をとってる事は
必ずしも良い事じゃないのです。
もし猫が
通常より多い15時間~16時間
睡眠をとってる場合
体に異常が起きてるかもしれません。
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【危険な病気】
睡眠がいつもより長いと感じた時は
「退屈」「肉体的苦痛」「うつ病」
「甲状腺機能亢進症」の
可能性があります。
「甲状腺機能亢進症」と言うのは
甲状腺にあるホルモンの量が
高くなってしまう病気です。
この病気にかかってしまうと
内蔵機能が通常より活発になり
特に心臓の鼓動が速くなります。
この症状が出ると
バセドウ病や高血圧や
過剰に汗が出たり
不整脈にもなります。
更に
精神的疾患症状も出てきて
神経質になったり
ずっと不安な状態にもなります。
特に太り過ぎの猫は
この症状が出やすい為
過度に眠ってる場合は
獣医に相談した方が良いです。
猫の睡眠時間が長くなる事を
飼い主が発見できるなんて
相当気を使わないとならず
難しいかもしれませんね。