テクノロジー「飲酒体内消毒効果」
【消毒酒】
酒で消毒とは冗談の様に聞こえますが
科学的には一部の真実が含まれていて
アルコールと酸が組み合わさる事で
殺菌効果が強まると解かりました
私達は食事や飲み物を通じて色々な
細菌や微生物を体内に取り込んでて
その細菌は胃が酸を分泌する事で
細菌を殺す機能を持ってます
胃酸に含まれる水素イオンが細菌の
細胞に侵入してpHを急激に下げる事で
細菌の生命維持機能を破壊しますが
胃酸だけでは全ての細菌を殺せません
酸に強い細菌や胃の酸性度が低い場合
細菌が生き延びる事があるのですが
そこで酒を飲むとアルコールの強力な
殺菌作用で消毒されるのです
しかし一般的な酒のアルコール度数は
20%未満で効果が限定的ですが胃酸と
組み合わせ酸性エタノールになる事で
殺菌力が大幅に高まります
高知大学の研究で低濃度アルコールと
胃酸が混ざった環境で細菌が死滅する
可能性がある事が解かりこの仕組みで
酒類が胃内で殺菌効果を発揮します
研究チームは酸と低濃度アルコールを
混ぜた液体が細菌にどの程度の効果が
あるのか実験して結果細菌の生存率が
大幅に低下しました
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【殺菌酒】
例えば酸性度を上げたビールでは
多くの細菌が死滅してくれて酸のみや
アルコールのみだと効果はとても弱く
殆ど細菌が死滅しませんでした
細菌を死滅させるお酒としてワインは
特に酸性度が高い酒類でアルコールと
有機酸が組み合わさってる為殺菌力が
とても高くなってます
過去にはpH3.6の赤ワインが食中毒菌
カンピロバクターを99.9%死滅させて
殺菌力がある事が解りこの効果は
2倍に薄めても変わりませんでした
でも大腸菌O157の様な酸に強い細菌は
酸とアルコールを混ぜても効果が薄く
こうした細菌は水素イオンを細胞外に
排出できる耐性を持ってます
ワインや酸性度の高いアルコールは
胃の防御機能を大幅に上げ助けますが
酒で消毒という言い訳で飲みすぎると
健康に悪影響を及ぼします
酒は適度な量を守り飲酒して休肝日を
設ける事が大切で酒で消毒は科学的に
嘘ではないですがただし殺菌の効果を
期待してお酒を飲んではいけません
飲むのではなく楽しみとして程々に
飲むのが賢明で健康や黒歴史を作らず
人生を守るためにも飲み過ぎに注意し
酒は飲んでも飲まれないでください