脱サラ?会社員をやめてワインショップを開いてみた話。
みなさま、はじめまして。すずきと申します。
ひょんなことから会社勤めを辞め、個人事業主として再出発した32歳の話を記したいと思います。
・自分のお店を持ちたい人
・実際脱サラってどうなの?と思う人
・へー、ワインショップ?と思った人
はぜひご覧ください。
そもそも「すずき」ってどんな経歴?
まず私すずきがどんな人生を歩んできたのか、簡単になぞっていきます。脱サラし起業した理由やなぜワインショップを開店したのかがわかりやすくなるためです。
すずき
1989年生まれ。商業高校を卒業後→
ホテリエに憧れホテルの専門学校へ→
富○屋ホテルへ就職(ギャルソンとして働きはじめる)→
9年間ソムリエとして経験を積みインポーターへ転職→
1日2時間叱責する上司の元で1年勤務→
うつ病になり退職→1年療養→
ワインショップをOPEN
ざっとこのような出来事がありました。
私がワインショップを始めたのは、「うつ病を経験したこと」がとても大きく影響しているように思います。
なぜワインショップを開店してみたの?
理由は2つありました。
・うつ病を経験したこと
・ワインが好き
とても安直な理由に見えると思います。実際私も安直だと思います。
しかし、1年経ってみて「良かった」と強く感じます。
新たな経験や出会い(人もワインも)がたくさんあったからです。加えて「こんなお店が欲しかったのよ」「いつも助かってます」などと嬉しい言葉をかけていただいていることも大きな要因です。
後悔もしていませんし、可能な限り応援していただいている限り続けていきます。もちろん下記に述べるようなリスクもたくさんありますが…「生きがい」を感じるようになりました。
脱サラにはどれくらいのリスクがあるの?
かなりリスクは高いです。私の場合の想定リスクは…
・初期投資で300万円ほどなくなる
・結婚できない(共働きで子供を育てる予定がなければ可能かも)
・社会的信用がなくなる
・会社員より稼げない
・無一文になる
なんとなくですが、最後の無一文にはならないだろうと思っていました。
働きながらでもアルバイトはできますし、実家に住ませてもらえばほとんど固定費が掛らないと考えていたからです(甘えかもしれませんが…)
いまの仕事で十分な「生きがい」を得られている方は脱サラする必要はないと思いますし、リスクだけ被ることになると思います。
しっかり儲かるような事業プランがある場合もハイリスクハイリターンだと思います。逆に私のように「生きがい」を全く感じなくなってしまった方の再出発にはおすすめしたいと思っています。
1年間やってみてどうなの?得たものは?
・生きがい(たぶん一番重要)
・なんとか生きていける程度の所得(200万程度)
・お客様(これも大切)
・お店に関わってくれる方々(飲食店オーナーやメディア関係者)
・出会い(人もワインも)
上記以外のものは減りました。
自由な時間も減りましたし、所得(以前の給与)も減りました。
所得が減ったので欲しい物の購入頻度や恋人との外食頻度なども減りました。
でも、幸せ度は増えました。この話を書いている今も幸せです。
余談ですが、2021年はDRC Richebourg1995とも出会うことが出来ました(ワインです)
こちらの記事のワイン↓
結局、会社員がいいの?個人事業主がいいの?
月並みですが「ひとそれぞれ」
いま生きがいをほとんど感じていない方には個人事業主として新たなことにチャレンジしてみて欲しいと思います。
リスクはありますが、いまの生活が脅かされて困る生活なのか…と。
脅かされてもどうせつらいなら新たな生活のほうがいいのではないか…と。
そう思います。
これからどうするの?
私の今後の目標は2つ。
・お店と地域のワイン文化を盛り上げること
(ワインを皆さんに楽しんでもらうこと)
・WSET Diplomaを取得すること
(ワインの国際資格です)
どちらも個人の目標であり、お店の目標。
そしてお客様を含め、関係してくださる方に還元できる目標。
日々、成長していきます。
そして、2021年の終わりという節目に「ワインショップを開いてみた」話を記します。
すずき
こんなお店です
お店の作成までの様子はこちら↓