ブラックペアン2 見終わりました。
みなさん、こんいちは。
後付けで、ブラックペアン2の最終回を見終わりました。
中々見ごたえがあって、楽しかったです。
さらに、シーズン3があるかもと思わせぶりもよかったですね。
日本ののドラマの場合、1クール3か月を一つのサイクルで制作されていますよね。(NHKの大河ドラマは別として)
3か月というと、10話~12話が基本となります。
その中で、登場人物の数が多いから面白いというわけではなく、主人公を中心とした物語の展開をみていくと、その面白さというのは、1話毎に一つのストーリーを持たせつつ、次回へのつなぎのストーリーも必要です。
ブラックペアン2を見始めた時には、某有名大学の教授からオーストラリアにいる腕利きの心臓外科医が招聘される展開で、なんか唐突な印象を受けました。
そこで、途中、ブラックペアンを早送り見して、なるほど、双子なのかとか、ブラックペアンという医療器具の謎などを理解していきました。
今回のブラックペアン2では、腕利きの心臓外科医(天城)が研修医を自分の助手にするあたりも唐突感がありました。
しかし、一般企業で、やりての社員が有名企業に引き抜かれ、いざ自分の懐刀に誰をしようかと考えた時には、年功序列よりも、自分と馬が合うというあたりを探るのに似ているので、一研修医を自分の助手につけて、育てていくというあたりも、最終回を見て、中々うまい構成だと思ったりしたのでした。
医療モノは、過去の事例などの検証も行われていて、それは、最後のテロップを見ると、どこの医学部なり、病院が関わっているかもわかったりします。
さらに、架空の物語として番組を構成するにあたり、ありえないことをストーリーに入れてしまうと、SFになってしまい、その場合とてもとても12回やそこいらでは終わらないことになります。
ブラックペアン2の場合、その前のブラックペアンからストーリーを繋げ、腕利き=天才外科医をニノが一人二役(天城、渡海)をこなし、ブラックペアン(シーズン1)も踏まえつつ、天才外科医が双子だったというストーリーやシーズン1では、AIによる新たな術式(スナイプ)によって、時間短縮による患者への負担減の話、さらにシーズン2ではエルカノダーゥインそして新たな術式に特化して、AIにがよいのか、人間の手が良いのかを競い合わせるような番組構成も中々面白かったと思います。
さらに、医療ドラマでありがちな教授選なども漏れなく織り込まれているあたり、病院長選で敗れ、そののち、会長になっているという落としどころも安定感があったというより、上手く着地した感じがありましたね。
さて、勝手にシーズン3を予想するならば、新たなAI による術式や、センター長の椅子を争うような選挙戦はもちろん、術式と人間関係がさらに広がった構成になるのでしょう。よくあるのは、海外の外科医との共同オペとかなのでしょうね。
医療現場に疎い私は、せいぜいこの程度しか思いつきませんが、登場人物(役者)間の空気感、呼吸感の相性が良いと思うので、新たな、悪者の登場と新たな術式なり、外科手術における画期的な出来事があれば、当然ストーリーの展開がつなげるので、そのうちシーズン3が出るといいなぁ、と期待しながら、中々面白い番組だったなと思ったのでした。