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24/11/20〜24/11/22日記 毎日カレーが食べたかった。

11月20日
8:30起床。寝過ぎてしまった。
今日は8:00には家を出なければならないし、9:00始業で8:45には職場に到着しなければならない。
ああ、もうどうしようもない状況だ。
原因は明確で、初めて処方された睡眠薬の効果が絶大だったからだ。飲んだのは昨晩。
平日に初めて薬を試すべきではなかったと、今になって思う。

「不眠薬だけど、不安な時に飲んでもいいんだよ」  
「泣いちゃった後に飲んでも治るからね」  
「ちょっと、ふらっとしちゃうかも」

就寝前の私はお医者さんの優しい言葉に心を動かされ、すぐに飲んでしまった。この波が治まるなら、なんでもする気持ちで飲んだ結果、寝坊してしまった。急いで出社しようとしたが、立ちくらみと悪心がひどく、午後からの出社となった。理由は素直に話した。

職場の人からは、お見舞いと称してチョコレートをいただいた。前職の人々との関係が漆黒のように失われた中、今の職場の人たちは優しく温かく接してくれる。早くお役に立てるようになりたいと言う思いを胸に退勤した。

11月21日
退勤後、すぐに映画館へ足を運んだ。
今日は勤務中に面談があり、「肝がすわってるね、本当にタフ」と言われた。
精神的に波があり、昨日ぶっ倒れて午前休を取ったばかりの私だが………そう見えているのなら、それは良かった。

今日は映画だけでなく、CoCo壱にも行きたい。
セットメニューを頼むと、ネコのオリジナルキャラクターであるNeco壱のキーホルダーがもらえる。
最近、キーケースがボロボロなので、猫の手も借りたかった。なんならまだみぬ猫に早く働いてほしいと思っている。

その日観た映画は素晴らしかったので、感想もぜひ見てほしい。

また、途中から入場してスマホのライトをつけ続けていた男女が前列にいたのだが、映画が終わると、私の眼前にそのスマホがあった。
これか、中々見つからなくて不安だっただろう。

ヒョイっと拾って渡すのも何か違う気がして、スマホの背面に申し訳なく思いつつも、前の座席にスライドさせて渡した。
「ありがとうございます!」という溌剌としたお礼をもらい、嬉しくなった。
小さな行動でも誰かの助けになれることは、いつになっても嬉しいことだ。
今日の映画と職場の人たちの優しさを感じながら、彼らに優しさを返せたのだろうかと野暮なことを考えてしまった。

次に向かうのはCoCo壱。
ラストオーダーまであと40分。
ウーバーイーツで頼むことはあっても、実店舗に足を運ぶのは初めてかもしれない。

たっぷりあさりカレーにカキフライをトッピングした。貝にまみれたカレーは出汁が効いていて最高だ。カレーにアサリをたっぷり入れようと考えた人、そのアイデアを否定しなかった周囲の人々には、本当に感謝したい。

私の元に来たNeco壱は、ほうれん草Neco壱だった。鍵をお守りしますよ!というようなキリッとした面持ちが心強い。


早速鍵の護衛をお願いしている。頼もしい。


Neco壱たちがメニューを決めてくれるメーカーもあるようで、次回はぜひそちらも利用したいと思う。………実は今回もそのサービスを利用したのだが、結局従わなかった。

11月22日
今日は前任者たちが残した書類を整理する一日だった。「立つ鳥跡を濁さず」という言葉が頭をよぎることが何度もあったが、実際にはそんな気持ちになれずに辞めた人もいたのだろうと思うと、中々攻める気にはなれなかった。それでもなんとかリミットを決めて片付けた後退勤し、恋人と合流。

ずっと通っているentakuさんの「もっといい人すぎるよ展・すぎるよすぎるよ展」に足を運んだ。
面白すぎたのでそちらはまた別記事にて綴りたい。
その後、ラーメンを食べに行った。

2人とも最近観た映画『ロボット・ドリームズ』の影響か、鼻歌ではなく、鼻息でセプテンバーを奏でながらラーメン屋に向かおうという話になったが、私は笑ってしまって無理だった。

それがとても面白かった。
イントロを口ずさんだあとサビを鼻息で歌ったのだが、鼻で息を止めてしまうと絶対に真顔になってしまう。そんなの、おもしろすぎる。
恋人は真顔でやってのけていて、それもまた面白かった。

あ〜今日も本当にいい日だった。
明日もいい日になりますように。


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