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【子育てエッセイ】3年間の運動会をnoteで振り返る。

noteを書き続けていて、心底よかったと思うことの一つが子どもの成長記録。

1000日noteを書き続けてきた期間に3回分の運動会であったエピソードやそのときの気持ち、会話が残っていました。

年少さんの初めての運動会

そうだそうだ。体操服がどうしても着たくなくて無理やり着せたっけ。

半年経ってようやく初めて体操服を着れたときのことを思い出しました。

できたことも当たり前になると、また別の乗り越えたい壁に向かって走っているから、ついできたことは忘れ去られてしまうんですよね。

年中さんの2回目の運動会

1年経ったら、体操服を着ることは当たり前になってて、(相変わらず下に着る半袖の体操服は着れずでしたが)
年中さんではどんなことに向かっていたんだろう。

読み返すと、誰かと比較することに意識が向いていた時期でした。

勝ち負けにかなりこだわりがあって、わざと本気で取り組まかったり、途中で投げ出したり、そもそも参加しないという選択をしていたころ。

運動会では、「早く走らない」宣言をしていました。

年長さんの3回目の運動会

今年は、最後の運動会。2年目でも着れなかった半袖の体操服を下に着て、着々と支度を進める息子の姿がありました。

竹馬、跳び箱、縄跳び、玉入れ、お仕事クイズリレー、リレーと見応えたっぷり。

去年からの成長でいえば、息子はどの種目も全力でやりきったということ。

「〇〇ちゃんの竹馬の高さは4で、〇〇ちゃんは5ですごい高いねん!でも、かいちゃんは2の高さでやるよ!」

「〇〇ちゃんの跳び箱は6段の高さで、かいちゃんは4段の高さやねん!」

と他人のできることと自分のできることを比較しつつも、ちゃんと自分のできることを全力で取り組んでいることがわかりました。

比較して勝ち負けにこだわる意識から抜け出して、それぞれが自分のできること自分のできるペース、自分のできる精一杯を出すことに目指す息子はキラキラ輝いていました。

そして、なんといっても、最後の見せ場はリレーです。

練習では、抜いたり抜かされたりして、自分がバトンをみんなにつなぐという意識も芽生えていました。

特に、抜かされたときの息子の落ち込みようは相当だったようで、先生に「抜かされたことにすごく責任を感じてしまったようです」と言われるほど。

買い替えたばかりの靴を履いてリレーを走り、少しサイズが大きくて走りづらかったのかお友達に抜かされてしまったそう。

あんなに新しい靴に喜んでいたのに、次の日からまた古い靴を履く息子を見て、きっとこの子は自分のためというよりも他人のために力を発揮するタイプなんだろうなと感じました。

まとめ

息子の3年間の運動会の記録は、今回で最後。成長には嬉しいけれど、少し寂しいような。

来年からは小学生。1年生から6年間の運動会の記録も取り続けたい。

子どもの成長はあっという間だけれど、こうやって書いて記録することが子どもと向き合うためにも、自分自身が納得のいく子育てができたと思えるためにも必要なことのように思うのでした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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