自分の「強み」と「弱み」に触れてみた(学び#04)
先月、自分の「強み」と「弱み」を言語化するワークに参加しました。
このワークは、二人一組になってお互いの強みと弱みを書き合い、最後に他のメンバーと発表し合うという内容です。
結論として、このワークは非常に良い経験でした。自分の弱みに向き合うことは勇気が必要であり、このワークがそのきっかけとなったことは自分にとって幸運でした。
ここでは、具体的に良かった点を三つ紹介します。
1. 弱みを改善するきっかけ
他人から見た自分の弱みを知ることで、それを改善しようと思うようになりました。自分では気づかなかった弱みを指摘され、「ああ、そう見られていたのか」と考えさせられることが多々あります。このことは、行動や振る舞いを改める良い機会になりました。
2. 相互理解の促進
強みと弱みをオープンにすることで、チーム内での相互理解が深まり、コミュニケーションが改善されました。少人数のチームではお互いを理解しやすいですが、人数が増えると難しくなります。このワークを通じて、お互いの特性を理解し、それに基づいて仕事を頼むことで、適材適所の人員配置が可能になったのです。
3. 強みに対する自信
自分の強みが他人にも同じように評価されると、自信が持てるようになります。また、自分では強みと感じていなかった点を他人から指摘されることで新たな自信につながりました。他者からの評価は、その人の成長に大きな影響を与えると改めて実感しました。
次に、このワークを行う上で注意すべき点について触れます。
ワーク実施時の注意点
相手への配慮 : お互いの強みと弱みを書く際には、相手への配慮が重要です。書き方によっては不快な思いをさせ、逆にコミュニケーションが悪化するリスクもあります。主催者は予め趣旨や注意点をしっかり説明するべきです。今回のワークではその説明が少し不足していたため、ヒヤッとする場面もありました。
遠慮しすぎない : 特に相手の弱みを書くとき、多くの人が遠慮してしまいます。しかし、遠慮しすぎると相手の成長につながりません。相手を思って、適切に指摘することが重要です。
絶対評価を意識する : 相対評価ではなく、絶対評価を意識することが大切です。相対評価だと、他人との比較ばかりが目に付き、個々の強みや弱みを正確に捉えにくくなります。誰かと比べるのではなく、その人自身の強みと弱みを書き出すようにしましょう。
メリット・デメリットはありますが、上手く活用すればチームの成長につながるワークだと思います。
チーム発足時、チームの成長が鈍化してる時などにおすすめです。