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そうだ!アンガーマネジメントって、怒りをコントロールするスキルのことだった!

後悔しています。そして反省もしています。
「忙しい」の「忙」という漢字は、「心を亡くす」ということです!
と、たしか習ったような、聞いたような…

とてつもなく忙しい日。いつもより早い出勤の日でした。
思うように作業が進まず、開店ギリギリまで、箱の中で周章狼狽。迫り来る開店時間。私は1人で殺気だっていた。

わわわっ!もうこんな時間!!

箱の外に出て開店準備を始めると、同世代くらいの女性に声を掛けられた。お客さんらしい。
『何時に開くの〜?』
『10時半です!』
『あっそう。じゃあ私は、どこで待っていればいいの?』
『はぃ?』
『私、どこで待っていればいい?』

忙しさで、苛立ちを隠すことができなくなっている店員(私)は、もうとんでもなく無愛想になっていたに違いない。苛々感情は抑えきれませんでした。

『どこでも、好きな所でお待ちになればいいんじゃないんですか?』冷然と言い渡す。
『は?なんなのその言い方!?感じ悪いなぁ』
お客さんは憤怒の形相となり、行ってしまった。

忙しさのあまり、私の心はどこか、遠い彼方に行ってしまったようだ。

一日中、朝の出来事が頭に残っていた。
たとえそれが、なんでやねん???と思うような質問だったとしても、接客業です。仕事です。
他に言い方があったはずです。そして、私は大人です。

日々、様々な他人たち(お客さん)を見ている。様々な場面に出会します。
その度に、もしこれが自分にだったら?とか、もし逆の立場だったら?と、一考するようにしていたつもりでした。
忙しさで思慮に欠ける言い方をしてしまった不束者。

アホ〜〜ッ。アホ~~ッ。アホ~~ッ。

高齢のご婦人。スクラッチ、1袋、10枚入りを購入。
『これ、削るやつでしょ?どこを削ればいいの〜?』にこやかに穏やかに説明した。
『2枚目はどこ削るの?』
『全部同じですよ〜』
『3枚目も同じでいいの?』
『全部同じですから、同じところを削ってくださいね〜』

200円が3枚。600円の返金。

『あらぁ、これだけ〜?嫌になっちゃう。買わなきゃよかった。ほんとに当たりは入ってるの?当たりが入ってるのを売ってちょうだいよ!騒ぐつもりはないけどさ、がっかりだわぁ…買わなきゃよかった。まったく…』

『残念でございました。ふふっ。1、2、3、4、5、6って数えると、アンガーが管理されるそうですよ〜 やってみたらいかがですか〜?』
と、このお客さんに言ってみることにした。
すると、、、

って、なるかーーーい!!
現実は、曖昧な薄笑いを浮かべているだけです。

アンガーマネジメント。できるようになりたい。(了)



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