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「二十四節氣・小暑」

~二十四節氣・夏 <晩夏>~
【「小暑」(しょうしょ)太陽視黄経 105度】
7月7日~7月22日の頃

 梅雨も明けていき、
太陽の燦燦とした日差しに
本格的な夏の到来を感じる頃。

 小暑から大暑が終わる<立秋の前日>
までを、「暑中」といい、
暑中見舞いを出すのもこの時期になります。

 「暦便覧」より
大暑来れる前なれば也

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~七十二候~

第三十一候<小暑・初候>
【温風至 (あついかぜいたる)】
新暦7月7日~11日頃

 第三十二候<小暑・次候>
【蓮始開(はすはじめてひらく)】
新暦7月12日~16日頃

 第三十三候<小暑・末候>
【鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)】
新暦7月17日~22日の頃

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小暑の頃
梅雨明け前
激しい雷雨になったかと思えば

一転、

太陽が燦燦と眩しく
夏の到来!と思わせる晴れ間、
このような日を繰り返し
本格的な夏を迎えていきます。

この光の落差が

小暑の頃。

そして、

激しく降る雨は
時に、災いをもたらす。

いつもの海岸線の道、
大雨の中、荒れる海を横目で感じながら
帰宅を急ぐ、だけど、ゆっくり・・・。

 

特に大潮日の満潮時刻と重なると
大雨と海が同化して
海の中に車ごと吸い込まれそうで

こわい。

 

朝晩に毎日のように走る海岸線のこの道は、
海の美しい表情で楽しませてくれる。

 満月のムーンリバー

朝日が昇る海

キラキラと太陽の光を反射する海面

ゆったりとした凪いだ海

等々。

 

美しく、清々しく、優しく

そして、恐ろしい。

洋々な表情をみせてくれる海。

 

私は、この頃
「落差」とか、「一転」という言葉が
心にひっかかる。

 
一見、マイナスなイメージでは
ありますが、もちろん、
そうではないことはわかっています。

 

何かをそこから、感じ取る。

 

ということは、自由だから。

 

「物事は、一転する」

これも、自然の理
自然の理の中
自分達は生をうけている。

激しい雨音をききながら
祈らずにはおられない。

どうか、

大難を小難に。小難を無難に。

 


激しい雨の日が続いた後、
梅雨はどこにいったのかしらと、

燦々と輝く太陽
眩しい青空が広がります。

 

そうすると、

元気な太陽と共に

あの夏がやってきますよー。

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