ともも

~心豊かに暮らす~ ということを、大切にしています。算命学の宿命鑑定師と料理家として活…

ともも

~心豊かに暮らす~ ということを、大切にしています。算命学の宿命鑑定師と料理家として活動しています。どちらの活動も「軸」にあるのは「暦」。「暦」<六十干支暦・和暦(月の暦、二十四節気)>についてを中心に、算命学やお料理のことなどお伝えしていきます。

最近の記事

【二十四節氣・秋分】

~二十四節氣・秋 <仲秋>~ 【「秋分」(しゅうぶん) 太陽視黄経 180度】 9月22日~10月7日の頃 昼と夜の長さが等しくなり、 太陽は、真東から昇り、真西に沈みます。 春分と同様、農耕民族の日本人にとって大切な日。 秋も盛りにむけ豊作を祝い、 感謝を捧げる祭りが行われる頃。 「暦便覧」より 陰陽の中分となれば也 ・・・・・・・ 秋彼岸~秋分の日を中日とし、前後三日間の七日間。 先祖におもいを馳せるよき期間。 お墓参りにでかけます。 ・・・・・

    • 【二十四節氣・白露】

      ~二十四節氣・秋 <仲秋>~ 【「白露」(はくろ)太陽視黄経 165度】 9月7日~9月21日の頃 朝夕の気温差をうけて 草木に露が宿り始める頃。 暑さが厳しい日もありますが 朝晩の涼しさや草花の様に 秋の氣を感じます。 「暦便覧」より 陰気ようやく重なりて 露こごりて白色となればなり ・・・・・・・ ~七十二候~ 第四十三候<白露・初候> 【草露白(くさのつゆしろし)】 新暦9月8日~12日頃 第四十四候<白露・次候> 【鶺鴒鳴(せきれいなく)】 新暦9月13日~

      • 和風月名・和暦「葉月」

        【葉月】(はづき)/ 仲秋 <新暦2024年9月3日~10月2日> 新暦2024年9月3日 旧暦では、 <葉月 朔日>(葉月一日) を迎えます。 二十四節氣では、 「白露」・「秋分」の頃となります。 ・・・・・・・・・・ 中秋の名月~旧暦葉月十五日  新暦2024年9月17日 ・・・・・・・・・ 旧暦の八番目の月は、 和風月名で「葉月」(はづき)と 呼ばれています。 名前の由来は、いくつかあり 落葉樹が葉を落とし始める頃なので 「葉落月」(はおとしづき)→「は

        • 【二十四節氣・処暑】

          ~二十四節氣・秋 <初秋>~ 【「処暑」(しょしょ)太陽視黄経 150度】 8月22日~9月6日の頃 「処」には、 止まる、落ち着く。 という意味があります。 「処暑」とは、 暑さが落ち着く頃。 残暑厳しい日もありますが 暑さも峠をこし、 朝夕に吹く涼しい風 陽射しの変化 ふとした瞬間に 秋の気配を感じます。 「暦便覧」より 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也 ・・・・・・・ ~七十二候~ 第四十候<処暑・初候> 【綿柎開(わたのはな

        【二十四節氣・秋分】

          【秋の月のお話~盆の月~】

          【秋の月のお話】 ~盆の月~ 文月十五日(2024年8月18日) 旧暦のめぐりで暮らしていた頃、 人々にとって、 「秋の月」は特別な存在でした。 「秋の月」といいますと、 私達の多くは 「中秋の名月」を 思い浮かべる方が多いと思います。 「中秋の名月」だけではなく 昔の日本人は、秋の季節を通して お月様を愛でて過ごしてきたのです。 詳しくお伝えいたしますと、 旧暦文月の十五日「盆の月」 <盂蘭盆会(うらぼんえ)>から 新暦でいうと2024年は、8月18日。 旧

          【秋の月のお話~盆の月~】

          旧暦で祝う五節供「七夕の節供」

          五節供 【七夕の節供】(しちせきのせっく) 2024年8月10日は、 旧暦では、文月七日。 【七夕の節供】の日です。 ・・・・・ 【七夕の節供】 <彦星>(牽牛星)と<織姫>(織女星)が 年に1度旧暦七月七日に天の川を渡って逢う ことを許された日、という伝説で有名な星祭。 また、織女星は、裁縫や芸事、詩歌、文字を司る星。 七夕には織女星にお供えものをしてそれらの 上達を願う行事<乞巧奠(きこうでん)> という中国の宮中行事が、日本に伝わりました。 また、日本で

          旧暦で祝う五節供「七夕の節供」

          【二十四節氣・立秋】

          ~二十四節氣・秋 <初秋>~ 【「立秋」(りっしゅう)太陽視黄経 135度】 8月7日~8月22日の頃 秋の気が立つ頃、 暑さのピークを迎える。 一方で 立秋を過ぎ処暑の頃ともなると 朝晩の吹き抜ける風の涼しさ 夜、聴こえる虫の音に ひそやかに 秋の気配を感じます。 立秋を過ぎると、 手紙の挨拶文は 「暑中お見舞い」から 「残暑お見舞い」へと 変わります。 「暦便覧」より 初めて秋の氣立つが故なればなり ・・・・・・・・・・・ ~七十二候~ 第三十七候<立秋・初候> 【涼風

          【二十四節氣・立秋】

          和風月名・和暦「文月」

          【文月】(ふみつき) <新暦2024年8月4日~9月2日> 新暦で2024年8月4日 旧暦では、 <文月 朔日>(文月一日) を迎えます。 二十四節氣では、 「立秋」・「処暑」の頃となります。 ・・・・・・・・ 旧暦の七番目の月は、 和風月名で「文月」(ふみつき)と 呼ばれています。 七夕に詩歌や書物を供える月の意。 七夕の夜に書をひろげてさらす 「文披月」(ふみひろげつき) から転じたとも。 七夕に由来しますね。 いにしえの人々 今を生きる私達、 夜空を見上げて なに

          和風月名・和暦「文月」

          【二十四節氣・大暑】

          ~二十四節氣・夏 <晩夏>~ 【「大暑」(たいしょ)太陽視黄経 120度】 7月23日~8月7日の頃 一年でもっとも暑い日が続く頃。 空には、むくむくと入道雲、 蝉が賑やかに鳴き出します。 子供たちは 夏休みに入り、元気一杯。 たのしんでまいりましょう! 「暦便覧」より 暑気至りつまりたる時節なればなり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大暑は、<夏の土用>を含みます。 7月19日頃~8月6日 立秋の前日までの約18日間 心身ともに滋養に満ちる時を

          【二十四節氣・大暑】

          【夏の土用】

          【夏の土用】 7月19日~8月6日の頃(立秋の前日まで) 土用は、年に4回あります。 立春・立夏・立秋・立冬の前日の18日間。 ・冬の土用 1月17日~2月3日の頃 ・春の土用 4月18日~5月5日の頃 ・夏の土用 7月21日~8月6日の頃 ・秋の土用 10月21日~11月7日の頃 となります。 季節と季節をつなぐ期間である土用。 体感的には、その季節が極まる頃。 一方で密やかに次の季節が始まっているのです。 土用の頃は、次の季節の準備をする期間 無理

          【夏の土用】

          「二十四節氣・小暑」

          ~二十四節氣・夏 <晩夏>~ 【「小暑」(しょうしょ)太陽視黄経 105度】 7月7日~7月22日の頃 梅雨も明けていき、 太陽の燦燦とした日差しに 本格的な夏の到来を感じる頃。 小暑から大暑が終わる<立秋の前日> までを、「暑中」といい、 暑中見舞いを出すのもこの時期になります。 「暦便覧」より 大暑来れる前なれば也 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ~七十二候~ 第三十一候<小暑・初候> 【温風至 (あついかぜいたる)】 新暦7月7日~11日頃 第三

          「二十四節氣・小暑」

          和風月名・和暦「水無月」

          【水無月】(みなづき) <新暦2024年7月6日~8月3日> 新暦2024年7月6日 旧暦では、 <水無月 朔日>(水無月一日) を迎えます。 二十四節氣では、 「小暑」・「大暑」の頃となります。 ・・・・・・・・・・ 旧暦の六番目の月は、 和風月名で「水無月」(みなづき)と 呼ばれています。 田に水をたたえる月。 「田水の月」(たみずのつき) 「水張月」(みずはりつき) 「水月」(みなつき) から転じての説。 「無」は「の」という意味で 「無し」(なし)という意味では

          和風月名・和暦「水無月」

          「二十四節氣・夏至」

          ~二十四節氣・夏 <仲夏>~ 【「夏至」(げし)太陽視黄経 90度】 6月21日~7月5日の頃 夏至とは、 1年で昼が最も長く、 夜が最も短くなる日。 太陽の輝きは、最高潮に達し そして、冬至にむかって 静かに静かに、陰を帯びていく。 その一方で、 気温は、日に日に上がっていきます。 そして、 夏の盛りへと季節は移りゆきます。 太陽への畏敬の念は、人類共通。 世界の各地で、夏至を祝う祭りが 行われます。 「暦便覧」より 陽熱至極しまた、日の長きのいたりな

          「二十四節氣・夏至」

          和風月名・和暦「皐月」

          【皐月】(さつき) <新暦2024年6月6日~7月5日> 新暦2024年6月6日 旧暦では、 <皐月月 朔日>(皐月一日)を迎えます。 ・・・・・・・・ 旧暦の五番目の月は、 和風月名で「皐月」(さつき)と 呼ばれています。 早苗を植える「早苗月(さなえづき)」が 略されて「早月」「皐月」(さつき) となったそうです。 「皐」(コウ)には水田・沢の意味があります。 田植えを終え、 水田の小さな稲がスクスクと美しい、ひと月。 他の異称として ・月見ぬ月~闇夜が

          和風月名・和暦「皐月」

          「二十四節気・芒種」

          ~二十四節氣・夏 <仲夏>~ 【「芒種」(ぼうしゅ)太陽視黄経 75度】 6月5日~6月20日の頃 「芒」(のぎ)とは、稲や麦などの イネ科の植物の穂先に ある針のような突起をいいます。 前の節氣「小満の頃」に、 黄金色に色づいた麦は、 「芒種の頃」収穫の時を迎えます。 そして、田植えを始める目安の頃。 (現代では、品種によっては 芒種の頃には田植えが 終わっている地域もあるようです) 梅雨に入り、梅の実が黄色に熟すのもこの頃です。 「暦便覧」より 芒(のぎ)ある穀

          「二十四節気・芒種」

          「二十四節氣・小満」

          【「小満」(しょうまん)太陽視黄経 60度】 5月20日~6月5日の頃 万物が次第に成長し、 天地に満ち始める頃。 花の後、木々は生い茂る。 鮮やかで、深い緑の葉が 勢いよく伸びていく様は、 夏にむけての力強さを感じます。 「暦便覧」より 万物盈満すれば草木枝葉繁る ・・・・・・・・・・・・・・ ~七十二候~ 第二十二候<小満・初侯> 【蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)】 新暦5月21日~25日頃 第二十三候<小満・次候> 【紅花栄(べにばなさかう)

          「二十四節氣・小満」