御相伴衆~Escorts 第一章 第九十二話 特別編 隣国の王女~白百合を摘みに④
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中庭から戻った、数馬と慈朗は、二人で一の姫の私室へ向かった。一の姫は、ドレスに着替えて、準備を整えて、迎えを待っていた所だ。
「失礼します」
「一の姫様」
「まあ、数馬、ご無沙汰していますね。足、治られたのね。本当に、良かったわ。・・・それに、慈朗、お二人でお迎えですか・・・お庭に、皆様、お揃いの頃ですね」
「あ・・・それがですね、一の姫様、実は、事情ができてしまって・・・」
「数馬、正直にお話した方がいいと思うよ」
「・・・そうか、話せるとこまで、かな・・・」
準備に余念がない一の姫に、申し訳なさそうに、慈朗が切り出した。
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