第二十八話「奥許し~貴女に温めていただきます」桐藤と一の姫④
御本のお話ではありません。これ以降は、目の前の、俺とのことになります。
御本では、頭の中で考え、どうなのか、思い描くだけですから、細かいことが解りません。お一人で、主人公(ヒロイン)のようになられましても、隣に、王子様はおりませんからね。心だけが惹き上がって、王子様の手の温もりは、実際に判りませんし、近くに来た時の息遣いや、腕を彼の首に回した時に感じることのできる、その匂い、身体を添わせた時の心臓の鼓動など、読みものだけでは足りません。その肌感覚が、補完されないからです。
じゃあ、もし、その感覚を知ってしまったら・・・、その後に、もう一度、その御本をお読みになったら、いいのです。一番、お好きな方とのそのことを思い出せば、より、その臨場感と、理解が深くなりますが故。これは、やってみてください。是非、お勧めします。姫様。
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