第十五話 桐藤編②「恋物読み聞かせ」
貴女のお母様から教わった手練手管、結局、使う先が、柳羅様、貴女なのですよね。俺は、生粋のスメラギの人間です。出自については、色々な所から、推測が齎されるが、俺としては、そんなことは、どうでもいい。父親がスメラギ人だ、ということが解っている。そのことが解ってさえいれば・・・。そして、貴女が、国の外に嫁ぐことができない、その状態が(貴女には残念なことかもしれませんが)俺には、幸いなんですよ。
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「大丈夫ですか?今日も、優しくしますから、お辛い時には、伝えてくださいね」
軽い身体の貴女を横抱きにして、もう一度、ベッドに戻してやる。これからすることは、貴女の普段の活動量から考えると、ものすごい、消耗することになりますね。事後にお食事をとって頂ければ、というのも、狙いですから。いえいえ、決して、口実ではありませんよ。
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