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かけそば一代記をレビュー
![](https://assets.st-note.com/img/1710659538369-1gLwYI8gBy.jpg)
〇ゲーム情報
ゲームハード PC
値段 1070円
ジャンル お料理アクション
〇ゲームの登場人物
店主 うどんとそばの店の店主。1箇所に居を構えることなく、色んな場所で店を開いていく。店が続いていくと色々な具を追加する
客 人間の客もいれば、タコなど人外もいる、摩訶不思議な客。どいつもこいつも非常にキレやすく、遅い、注文を間違えてると直ぐに帰り出すという1番最初のステージでさえ容赦なく、カスハラをしまくる。ステージが進んでいくとスパゲティやカレーなどないものを注文して居座ったり、あ、これにして注文を途中で変えたりと次から次へとカスハラの種類を増やしていく、このゲームの世界の客はモラルもクソもない、お客様は神様ですを地で行くクソ客たち。
〇ゲームの流れ
客がかけそば、えび天うどんなど色んなパターンで注文するので、最初に来た客から画面左下に上がうどん、下がそばとあるので、必要に応じてどちらかを乗せ、かけうどん、かけそばあればそれだけで構わない。
そうでなければ、両端に必要な具があるので、注文に応じてかけうどんorかけそばに乗せて、必要な客に提供していく、食べ終わると次の客が来るので全く暇がないゲーム。
薬味や出汁は自動的に入ってるので、入れる必要なし。
1分以内に上の人間ゲージが無くなると次のステージに進める。
ステージを進めるとスパゲティやカレーなど無いものを注文していて、居座る客がいるので、そういう客は他の客が必要なうどんorそばを出して、追い返さないと何時までも客が来るペースが遅くなり、ゲージの減るスピードが遅くなる。
あ、これにしてと勝手に注文変える客も登場するようになるので、早めに対処したい。このゲームの客のモラルは悪すぎる。
ある意味、どれだけ飲食がブラックかとわかる、飲食の闇が見え隠れするゲーム。
〇個人的評価
評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最低)
ストーリー C
グラフィック(当時基準) S
ゲームバランスや難易度 C
操作性 D
BGM D
ゲームの面白さ C
やり込み要素 C
総合評価 C
適正価格 200円(クソゲーという訳では無いが、操作性の悪さやゲームバランスがあまり宜しくないことからこの値段)
〇良い点
キャラデザがしりあがり寿でなかなか豪華
客の表情、クリアした時やゲームオーバーになった時の店主の表情などグラフィックはよく作られている
しりあがり寿の独特の世界観とかけそば屋にマッチしている
客にタコがいたり、人外がいて、中々面白い。
客にうどんorそばを注文に応じて出すという単純なゲーム性
とにかく要領よく急がないといけないのでかなり忙しく、退屈させないゲーム性
同じ飲食店のゲームである、マクドナルド物語(プレイはしていないが、配信を見た)と違い、客や他の従業員とのコミニケーションやレジ打ちなどはしなくて良い
×悪い点
具が両端にバラバラに配置されていて、ステージが追加されると新しい具も追加ため、何度かやって配置覚える必要がある
客がやたら短気ですぐ帰る
スパゲティやカレーなど無いものを注文して、帰らない客がいるとゲージの減りが悪くなる
作ったのに、あ、別のにしてと言い出して、もう出すと帰り出す。
時間が近づいてるのにゲージが減ってないとまだ〜。何してんだよーとか言い出す客にストレス溜まる
客の倫理観をマジで疑う
ステージ数が多いのにセーブ機能がないので、ゲームオーバーになったら最初からやり直し。配置覚えるのが面倒くさくなる。
〇総評
しりあがり寿がキャラデザというなかなか豪華なゲームだが、遅いと帰り出す、勝手に注文メニューを変える、無いメニューを言い出すなと客のモラルのなさ、飲食店の闇が見えてくるゲーム。
確かにグラフィックは良く、キャラクターの表情なども綺麗でしりあがり寿の世界観が再現されているし、かけそば屋の世界観にもマッチしていて、その辺は1000円前後のゲームでも頑張っていると言えてるが、ゲームバランスや操作感はやはり1000円前後でコストかけられなかったかと思うとちょっと残念なゲーム。
ゲームとしては成り立ってるものの、しりあがり寿という豪華さにコストをかけてしまいすぎたかなって感じがする。
クソゲーやガッカリゲーによくある、キャラデザが豪華で操作感やゲームバランスはあまり良くないゲームの1つ。
〇次回予告
ドラクエ3、使えない武器ランキングを書いていこうかと思います。