結果を出せない人は幸福にはなれないのか? 大切なことは後悔しないこと 世界最強を決める闘いに運的要素が強いルールがあってもいいのか?
アマチュアや素人の世界では、結果がすべてであるとは必ずしも言えないでしょう。しかし、プロの世界やビジネスは結果がすべてです。結果を出せなければあとから何を言っても戯言にしか聞こえません。
中には「結果よりも過程が大切である」のような発言をする経営者もいますが、私はこの意見にはあまり賛同できません。過程も大切ですが、結果の方がより重要です。いつも結果を出せない経営者は2流以下です。
今回は日常生活やビジネスの世界、あるいはFIFAワールドカップのようなスポーツの世界などにおける「結果を出すことの大切さ」について考えてみました。
なお、この記事は昨日書いた下の記事の続きです。
玉入れ競技の世界における試合結果・・・引き分けが異常に多いサッカー
世界中にはボールを使った競技がたくさんあります。例えば、野球やサッカー、バレーボール、卓球、バスケットボールなど、世界中のファンが夢中になるものが数多くあります。
その中で、サッカーだけは異様なスポーツです。なぜならば、それらの結果に引き分けがあるからです。そして、意外と引き分けが多いスポーツです。
サッカーにおいては、途中の選手交代があるとは言え、原則として90分間走り続ける競技です。あれだけ長時間走り続ける試合は、まさに死闘です。しかし、それだけ頑張っても決着がつかないことがあるのがサッカーという競技なのです。
サッカーにはルールに重大な欠陥があるのではないのか?
伝統と格式のあるサッカーですから、今更ルールを大きく変更することは難しいでしょう。ですが、今回のワールドカップを観戦していてもその結果の出し方に違和感がない人は、少し感性が鈍っているかもしれません。なぜなら、引き分けの場合、最終的には運的要素も関わってくるPK戦で勝負の決着を付けるからです。
何度も書いていますが、PK戦は準備次第で勝率が高まります。これは統計上明らかです。しかし、どうしても運的要素も勝敗に関わってきます。昨日も書いたように、世界最強を決める競技の結果の中で運的要素がその勝敗の行く末に影響していいのかという疑問が頭に浮かんできます。
あくまでも個人的な意見ですが、サッカーという競技には他の種目と異なりそのルールに大きな欠陥があるのかもしれません。
ルールの変更は問題があるのか?
世界中の競技、特にボールを使った種目を見ていますと、意外とルール変更を行っているものが多いです。しかも、不思議なことに、日本が優勝するたびに欧米が有利になり日本が不利なるような方向へルールが変更されるという話も聞いたことがあります。
一番大切なこととは?
それは、関係者が後悔しないことです。
今回のFIFAワールドカップにおいて、サッカー日本代表選手はその結果に満足しているでしょうか。そして、後悔していないと言えるでしょうか。監督や選手の試合後の話に耳を傾けますとほぼ100%後悔しています。
その一番の理由は、用意周到な準備をしなかったことにあります。そして、今回だけでなく毎回のワールドカップでも言えることなのですが、その結果の出し方が必ずしも実力と関係していないことなのです。サッカーという競技に関しては、20%前後は実力以外の運が勝敗に影響していると、今の私は考えています。
結果を出せない人は幸福にはなれないのか?
「結果を出す人=幸福な人」という一元的な考え方は、いささか短絡的かもしれません。物事に取り組んで結果を出せなければ後悔することはたびたび起こるでしょう。しかし、精一杯取り組んだ結果であれば、そのことに対して多少の満足感を得られるはずです。
少し話がずれますが、「仕事で結果を出す人」=「幸福な人」というのも乱暴な意見でしょう。例えば、仕事で結果を出せなくても、家庭が円満で配偶者や子どもたちと幸せな家庭を築き、親戚とも良好な関係を保っていれば幸福と言えるはずです。
しかし、多くの人は上記の「一生懸命に取り組む」の時点で自分の人生に負けているような気がします。つまり、仕事や家庭、遊びや趣味などであまりにも手抜きをしているのです。
特に、仕事に対して精一杯取り組まない人は、そもそも自分の結果や幸福などについて深く熟考しない人だと思います。日常生活で物事をよく考えない人は、怠惰な生活を送っていて、自分の時間と人生を無駄遣いしているのではないでしょうか。
最後に 簡単なまとめ
サッカースペイン代表はPK戦に備えて1,000本特訓をしました。しかし、PK戦は負けてしまいました。それに対して、サッカー日本代表はPK戦に対する本格的な備えをほとんぞ何も行わずにPK戦で負けました。
さて、ここでいきなり問題です。
スペイン代表と日本代表のどちらがより結果を後悔しているでしょうか。
答えは簡単です。
日本代表ですよね?
これは選手に直接聞かなくてもわかることです。試合で負けた後の態度を見ていればこれは明らかです。
「一生懸命(精一杯)」と「結果」、「幸福」という3つのキーワードで今回のテーマを考えた時に、自分の人生をより大切にしている人はこれらのキーワードの繋がりが見えているのです。
そして、こういう人たちはちょっとだけ不愉快になるのです。ここに運的要素が大きく関わってくると。なぜなら、一生懸命取り組んでも運不運で幸不幸の結果が決まるとなると、人生があまり楽しくないからです。
<参考記事>
「日本は実質ベスト4」ブラジル代表がW杯敗退で「日本代表の強豪国論」が急浮上!「日本は本当よく頑張ったなって改めて思う」とサムライブルーに称賛&同情集まる
<今日の3行日記>
昨日も今日も1日中救急車のサイレンが鳴っています。また、さらなる物価上昇が続いており、今のところ例年より寒い冬です。経済は不況と呼べる段階を明らかに超えておりすでに恐慌レベルでしょう。
「後悔 フリー素材」で検索しましたら、下の画像が出てきました。
鮭とタラ、卵が異様に高いです。鮭関連の記事は過去にも書きましたが、すでに一切れ300円に近いので、めったに食べられない魚になってしまいまいした。卵はスーパーに週に1、2回ぐらいしか入荷しません。しかも、その入荷量が大変少ないので毎回まとめ買いをしています。良質のたんぱく質を安価で摂取しようとしますと、鶏肉しかないです。しかし、これもまた近々高騰するかもしれませんね。
救急車が異常に多くなっているのは、まさか生活苦による自殺ではないですよね???
今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。