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虎に翼 人は変わる 世の中も変わる
小橋が、勉強会に来た学生に語ります。
「平等ってのはさ、俺たちみたいな奴にとって、確かに損な所も沢山ある」「けどそのいらだちを向ける時、お前弱そうな相手を選んでないか?」
「この先どんな仕事をして、どんな人生を送ろうと、弱そうな相手に怒りを向けるのは、何にも得がない。おまえ自身が平等な社会を拒む邪魔者になる。嫌だろ?」
学生「嫌です」
「まあ一番になれなくてもさ、お前のことをきちんと見てくれる人間は絶対いるからさ」
どうした小橋、いい事言うじゃないか。見違えたぞ。人は変わるものですね。
星家では、朋一が「お父さん・・・よく話すようになったよな」と。
人は変わるものですね
寅子は、秋山さんの妊娠が分かって、育児のための職場環境の改善のために奮闘!
桂場に提案書を提出するも、「時期尚早だ」と言われる。
寅子は、思わず「またそれか」とつぶやく。
自分の妊娠が分かった時の穂高教授とのやりとりでは、「なんじゃそりゃ」とつぶやいていましたよね。
人って、変わらない所もありますよね。(寅子も桂場も)
しかし、今日一番感動したのは、寅子の妊娠判明の時の、穂高教授と桂場とのやりとりです。
穂高「君はさっきから何に怒っているんだね」
桂場「自分でもよく分かりません。ただ先生だけは彼女を最後まで信じてあげるべきだったんじゃないですかね」
桂場はいつまでたっても「時期尚早だ」と言わないといけない現実に腹を立てているのかもしれません。
そして彼なりに誠実に親身に寅子のことを「考えている」のは間違いないでしょう。
さて寅子は、最高裁判所事務総局に提出する意見書作成のため、知り合いの弁護士、検事、判事たちに甘味処「竹もと」へ集まってもらいます。
そこに、久藤と桂場が!
これからも人が変わっていく様子が見られるのではないでしょうか。
人が変わり、世の中が変わっていく。そういうドラマですよね。
このドラマが、現実に世の中が変わった事実を背景にしていることが素晴らしいです。まだまだ変わるべきことが沢山あるにしても。