特別支援教育は特別じゃない 〜ベンチャー企業の精神で行こう!〜
皆さんは、特別支援教育という言葉が言われ出したのが
いつ頃かご存知でしょうか?
2006年に学校教育法の一部改正があり
2007年から正式に特別支援教育が実施されました。
つまり、特別支援教育は
まだまだ新しい分野の教育だということです。
一方で、
・教科指導
・生徒指導
・教育相談
・特殊教育
・道徳教育
・学級活動…
歴史が古く、
多くの教育実践が
なされてきました。
過去に、多くの先生方の
汗と涙の結晶が教育実践として
今なお、現在の教育に
影響を与えています。
しかし、特別支援教育は
2007年に始まりました。
さらには、発達障害という概念も
アメリカから1980年代に伝えられ、
特別支援教育の始まりとともに
指導実践や研究が活発化してきました。
このことから
特別支援教育は
教育を企業で例えるならば
ベンチャー企業と呼べるでしょう!
新しく、まだまだ発展途上です。
しかし、勢いがあります。
生徒指導提要改訂にも
「発達支持的生徒指導」
という考えが示され
生徒指導との関連も
求められるようになってきました。
学習指導要領にも、
個に応じた配慮についての事例が記述され、
通常学級においても
発達上の特性に応じた教育を
行うことが求められています。
ベンチャー企業と考えるならば
もっと発展・拡充して
いかなければなりません。
何なら、上場企業にまで押し上げたいものです…!
そのための素地はできています。
今や、学校、子供、保護者、地域社会にまで
特別支援教育の考えは浸透してきています。
合理的配慮の義務化も、後押しになっています。
つまり、特別支援教育は
これから専門的な知識を有する人材を通して
様々な実践や働きかけを行い
保護者や地域を巻き込んで
特別支援教育を
推し進めていかなければなりません。
8.8%が発達障害の特性を持つと
文科省から通知が出ました。
通常学級にも2〜3人は存在するでしょう。
誰もが特別支援教育の知識を持ち、
個に応じた配慮を行うようになれば
みんなが笑顔で楽しく過ごせる学校になります。
誰一人取り残さない教育ができます。
インクルーシブ教育の実現が可能となります。
ここまでの明るい青写真を描いてしまいましたが
本当に実現できるように私は実践していきたいのです。
まずは、私が勤める学校から!
本校校長先生の立っての願いである
特別支援教育の推進
を推し進めていきます。
私がその中心に立ち
教科指導における個に応じた配慮を
全校で実践していきます。
できるかどうかではなく、やるのです!
それが、ベンチャー企業精神だと考えています…!
(教員以外はバイトしかしたことのない私ですが笑)
夏休みに、十分に作戦を練り
楽しみながら、トライ&エラーで
みんなで協力して
特別支援教育を推進していきたいと思います。
特別支援教育は特別じゃない
ベンチャー企業の精神で行こう!
今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。