『水晶体に映る記憶』(小林ひかり)
【人を知る時の、心地よい速さ】
「水晶体に映る記憶」(小林ひかり)の一文です。
ぼくは大人数の場が苦手です。
どちらかというと少人数(4人以下とか)が心地よくて、
たぶん自分を1番生かせるのはzoomでの1対1とかなんだと思う。
時々、すぐに距離感を詰めて来る人が居てる。
もちろん仲良くするんだけど
「ちょっと苦手だな」とずっと感じたままにしてしまう。
それが、ずっと苦しい。
自分もやってしまうこともあるから
それは申し訳ないんだけど
ぼくはある一定の距離感は保つようにしている。
それは相手の懐に入るのを気にしているのもあるし、
逆に自分のテリトリーに土足で入って来られるのを恐れてもいる。
こっちのプライベートに入ってくんな!!
って壁を作ってしまうことがある。
最初にそれを感じるとその後に壁を壊すことが大変になる。
距離をとって接してしまうから壁にも近づけなくなる。
そこは、ぼくの反省すべき点なんだけど
どうしてもいきなり自分を曝け出すのが苦手なんだ。
よくセッションとかコーチングとかで
『あなたは何を悩んでいるの?』
と、
いきなりアクセル全開で踏み込んでくる講座があるけど
あれは苦手なんだ。
心の扉は閉じたまま
頭で考えた「良さげな答え」を言って終わる。
そして、2度と参加しないようになる。
そんな経験を何度かしてきた。
だからこそ、
ぼくはこんぶ店長がしてくれた距離感の詰め方が好きだった。
最初は
僕のプライベートや僕のパーソナルではなく
本の内容の話しをした。
その後に、
別の話しを色々していった。
未来の話しや好きなものの話しとか
ぼくが話しやすい話題から少しずつ
会話をしてくれた。
そして、
実際に一緒に出掛けたり
色々な体験を共有していくことで
ぼくは少しずつ心の扉を開放していくことができた。
それはぼくにとって心地よいものだった。
自然に自分の想いを少しずつ出せるようになっていた。
まだまだ何重にも鍵をかけてしまっている扉もありそうだけど
風通しがかなり良くなったと思う✨
以前は、
誰とでもすぐに仲良くなれる人を羨ましいと思うことがあった。
クラスの人気者になりたいと思ったこともあった。
八方美人になり誰からも好かれる人になろうとしたこともあった。
でも、どれも自分にとっては自然体では無かった。
無理くり型に押し嵌めた
パッと見は良く見える
でも、自分では納得のいってない
できそこない
がそこには出来上がっていた。
でも、
最近は
決してカッコ良くはないんだけど
不恰好なやつなんだけど
なんか愛嬌のある素の自分が
そこに居る気がするんだ。
これが自分を好きになるってことなのかな♪♪
人とすぐに打ち解けられない。
そんな個性を持つ自分。
人よりも時間がかかるし
めんどくさいヤツだし
自分勝手でわがままだけど
仲良くなったヤツを裏切ることはない!!
って言い切れる。
ぼくは相手を知るのに時間がかかる。
ぼくを相手が知るのに時間がかかる。
でも、
絶対仲良くなれる自信がある✨
今日はそれだけ言っておきたいんだ♪♪
表面上じゃなく
時間をかけてみんなと仲良くなっていきたい✨
ぼくは、そう思うんだ。
#水晶体に映る記憶
#小林ひかり
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実はこの本は、ブックランドフレンズのこんぶ店長と読書のすすめの小川貴史さんの2人ともがオススメされている一冊なんです。
26歳の女性が等身大の自分で
皆んなと同じように
悩んで苦しんで
それでも前に進んでいる。
この読書に秋に
頭を空っぽにして
楽しんで欲しい一冊です📕
注文はブックランドフレンズか読書のすすめで🙋
『ブックランドフレンズ』
『読書のすすめ』
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