『営業力』(田坂広志)
【手土産は、智恵】
「営業力」(田坂広志)の一文です。
『営業力とは、顧客に人間を売り込む力』
この本ではそう書いてあった。
商品を買っていただく前に、まず人間を買っていただくのだ。
と書いてあった。
ぼくにも、今、売りたいものがある。
今日はそんなぼくの商品を買っていただく前に
ぼく自身を人間として買って頂きたいと思い筆を取った。
正直
今まであまり自分のことは語って来ていない。
今日はそんなぼくの話しを少ししようと思う。
ぼくは今39歳の歳だ。
30歳を過ぎるくらいまで
あまり何も考えずに生きていた。
なんとなく人生を生きてきた。
なんとなく仕事をして
なんとなく友達がいて
なんとなく日々を過ごしていた。
特別
困ってはいなかった。
でも、
何とも言えない不安感だけは
ずっと心にあった。
ずっと誰かを自分の人生の比較にしていた。
ただ自分が子供のころに思い描いていた人生とは
だいぶ違う所にいることだけは何となく分かっていた。
でも
何をしたいのか?
どうすればいいのか?
分かっていなかった。
唯一
自分が変なプライドだけたんまりあって
それだけを後生大事に抱えていた。
自分を守ることに、必死だった。
皆んなから嫌われたくない
そんな想いをずっと抱えて生きてきた。
八方美人になり
人に合わせるために
嘘をついていた。
自分で想ってもいないのに
「うん。そうだね」
を言っていた。
自分の意見なんてまるでない。
ただのイエスマンだ。
そのくせに
変なプライドを持ち合わす
歪なねじれを産んでいた。
自分が大嫌いな
『めんどくさいやつ』に
ぼくはなっていた。
最初は自分を否定することから始まった。
こんな自分は嫌だ!!と。
何か自分を変えたいと思った。
その時にようやく
自分が人生という大海で溺れかけていると知った。
少しずつ少しずつ
溺れていたんだ。
周りは真っ暗な闇で
もう口の中に水が入って来ている。
知らないうちに
こんなことになっていたなんて。
気付いてからの方が大変だった。
必死にもがいてみるものの
どうしていいか分からなかった。
助けを求めようにも
周りに声をかけられない。
そして、
かける人も見当たらないんだ。
皆んな知らない間に
泳いで行ってしまっていた。
バタバタと手足を動かしてみるも
上手くいかない。
怖い•••
そんな恐怖だけがずっとあった。
その時、
目の前に流れてきたのが
本だった。
今までは見向きもしなかった。
でも、
藁にもすがる想いで本を掴んでみた。
すると
そこに書いてあることに
衝撃を受けた。
泳ぎ方が書いてあったんだ。
手足の使い方が書いてあったんだ。
本を読んだからといって
すぐに泳げるわけではないけど
少し落ち着くことができた。
何か実際に人生が前に進んだわけじゃない。
でも
何となく
どこへ向かう方がいいか
知れた気がした。
この本を流してくれた人の方に行ってみよう。
そう思ったんだ。
ぼくの始めの一冊は
キングコング西野亮廣さんの
『魔法のコンパス』
だった。
人生で初めて鳥肌が立った一冊だった。
お笑いが好きだった。
キッカケはそんなもんだった。
その本は人生の見方を変えてくれた。
それが本当に衝撃だった。
ぼくはどこかでそんな人になりたいと
思ったのかもしれない。
ぼくは自分を否定していた。
周りも助けてくれないと思っていた。
でも、
それは自分の穿った見方なのかもしれないと思った。
世の中を自分の見たものでした考えていなかった。
自分の中で
大きな
大きな
発見だった•••。
•••
•••
•••
人生を変えてくれるものは
『人との出会い』
だと思っている。
それは
信じれる人との出会いだと思う。
いや、
この人を信じたい✨
そんな想いなんだと思う。
依存とか
宗教とか
神や仏とか
僕たちは
信じるものがあるから
明日を生きようと
思えるのかもしれない。
ぼくは自分を変える
きっかけになった
『本』
というものを売ってみたい。
特別何もない自分でも
本を読んで
考えて
考えて
考えて
何か智恵にヒントが見つかれば
それを誰かにあげられるかもしれない。
本というのは
物質をあげているんじゃない。
智恵を手土産にしているんだ。
その智恵が
溺れかけている誰かを救えるかもしれない。
そんなことを
考えている。
だからこそ
こんぶ店長のお手伝いを少しでもできたらって
心から想うんだ。
自分が本で救われた経験があるから。
その経験を作ってくれている
本屋さんがカッコいいと想うんだ。
こんぶ店長とのご縁を繋いでくれた
田中克成さんの著書に
アーサー・ホーランドさんの言葉が載っている
『せっかく
縁あって出会った目の前の人に
本を売ろうとするんじゃなくて
おまえの体験を語って
救ってやるんだ』
という言葉がある。
まさにコレが今の僕には必要なのかもしれないな。
だからこそ、
ぼくは本屋さんとのご縁を大切にしたい。
せっかく近所に素敵な本屋さんがある。
そんな本屋さんとの出会うきっかけになれたらいいな♪♪
#営業力
#田坂広志
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本や本屋さんとの出会いで人生が変わる人もいる!!
『ブックランドフレンズ』
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