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文明の利器
雪山実習に来ている。
雪は深まるばかり。
楽しんでます、スオミです。
雪山と聞いて、過酷な環境をイメージしていた。
寒い、危ない、近づきたくない、という。
でも、来てみてイメージが少し変わった気がする。
もちろん安全な場所ではない。
装備も必要だし、体調管理も大事だし、注意しないといけないことは多い。
そうなのだけれど、ちゃんとした装備をして準備をすれば、人間も入っていくことができることを知った。
深い積雪でも、スノーシューを履けば、埋まらずに雪上を歩ける。
気温が氷点下でも、正しいウェアを着れば凍えずに動ける。
文明の利器はその辺にある。
本来人間が生きていけない雪山のために生み出した道具は、私たちを雪山に入れるようにした。
その道具がなければ見えない景色がある。
人の知恵は偉大だなと思った。
それと、装備の快適さはその体験自体の印象を左右することに気がついた。
快適であれば、楽しいとなる。不快であれば、体験自体があまり良い思い出にならない。
なので、必要な装備にはお金をかけ、良いものを使うことの意味を十分に知ったように思う。
先達は何事にもあらまほしきものなり。
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