オカマBARにハマってた時Twitterが垢バンされた話
ネオン街がおっさんの憩いの場所であった黄昏時
私は酒場が好きである。昨今では「飲みにケーション」は悪の風習があるが、私は友人や同僚、後輩、上司と一杯お酒を引っ掛けるのが嫌いじゃないのです。大酒飲みではない。愚痴を聞いたり、サッカー談義、エンタメ談義、経済談義など多義に渡るしょーもない話を披露したり、ただ人の話を聞くのが好きなのです。そしてイカゲソが大好物。平たく言えば寂しい時間を潰す、寂しさの穴埋めを補う場所が居心地がいいのです。酒場にそれを求める情けないおっさんでいいのです。自己啓発の勉強よりも笑顔でいれる方が性に合ってる。今に思えば昭和世代の上司はよく飲みに誘ってくれたもので金欠のリーマンにはありがたかった。社長役員クラスになれば寿司の包を家族に包んでくれたりと経費の使い方を心得てた。
私は憧れと見栄で真似した時期もあったが自腹カード決済ばかりで家計が大惨事になるので控えるようになり、やがて、お一人様で気軽に帰宅途中で一杯引っ掛けるスタイルに変貌した。※家内はお酒を飲まない人だった。
誘って誘われて…妖艶な世界の門戸を開ける
行きつけのお店やボトルキープしてるお店ばかりじゃ飽きるので色々なお店を散策し、店舗開拓をするようになった。※俗に言うドランク・フリーザ第二形態。そんな時、友人からオカマバーが面白いよ!というので連れられていったのが始まりだった。
「カラーん、カラーン」とドアを開けるとひと味もふた味も違う空気感が漂った。「あら、御学友と同席来店なのかしらーん、妬いちゃうわー」。。
乗っけからエンジンフルスルットルで挨拶を噛まされる。美人ママさんやキャバ嬢の出会い頭の「お!」目の保養感は一切ない。完全なる男の女装した容姿で「チャッッオーーー! O HA TUuuuuu(お初)」
彼女:「は・じ・め・て・・なのおおおおおお?」
私:「はい、面白いって聞いて。。。おてやわらかに・・・」
彼女(オカマさん)さんは私の股間にハイタッチ!もう、笑うしかない。友人は私の様を見て大笑い。
このお店のポテンシャルはV型8気筒直噴ツインターボエンジンだったのかもしれない。とはいえ、作法仕草は一流の女性アテンド。場末のスナックママさんとはレベルが違う。荒々しさと気品、妖艶さとニヒル感、女性らしさと努力が調和しており、時折見せる談笑に垣間見せる男性の一部がさらに際立つ。一瞬にして虜になる中毒性をもつほど。
MYブームになった。こんな素晴らしい人達がおるんや!なんて、面白い話や談義だできるんだよと。自らお尻を差し出してしまうのではないかというほどの誘惑、何より人格者が多いこと、社交性とエンタメ性があるのです。お酒を酌み交わしてからわかるヒューマンドラマの数々、居心地のいい妖艶な雰囲気が私のお気に入りになり、隔週程度で通う形になっていった。
焼き鳥は横槍の備長炭から始まった
なじみになると、たいていLINEやTwitterで営業メールやサービスキャンペーンのお知らせなどが来るようになる。時には常連通しで仲良くなりSNSを交換する場合もある。SNSだけの繋がりではなく、お店に通う常連化してるので実社会と隔たりはありますが「客」と「サービス提供者」の信頼関係が保たれてる。
そんなオカマさん達とのSNS交流が開始していた時に事件がおこった。オカマさん達とSNSでは下ネタや女性らしさや性転換、ジェンダーが話題になることが多い。こと、夜の商売なので性癖など興味津々で話題がつきない。ある程度の差別とも取れる発言しても顔を突き合わせた間柄範囲での発言は許容範囲で済まされるのが大人の社会です。全くもって差別発言は許しません的な言論統制では意見交換、コミニケーション、オアソビが破綻してしまう。
フォロアー数が多くなれば異なる属性の相互接続が招く下地となる
トピックはジェンダーとは社会的・文化的な性差と性癖の関連性、炎上原因は余計な繋がりが災いを招いた。
こんなタダのおっさんでも何故かTwitterでフォロワーが5000人近くいて、適当に政治系やらニュース時事中心にクソコメを企業人・家庭人らしからずにツイートしていた背景があります。なんでタダのおっさんがこんあフォロワーが増えたかと言うと2回ほど、テレビのある情報番組でTwitterのコメントを使わせて欲しいと連絡がきて許諾し、特に気にしておらず勝手にフォロワーが増えたという次第です。※放送直後はスマホのバイブレータ機能がまじで恐ろしいほど鳴りぱなしで恐怖を覚えた記憶があります。
##### ここまでが背景・前提条件 ######
Twitterの流れで『性癖』『趣向』のツイート会話になっていた。
私の主張一意見として、女装癖と“男性が女性でありたい願う事“は別ものであり、女装癖は『性癖』である。「心が女である」事は別であり、なおかつ精神的な主軸が生物学的に男性でも「女性の心」と生きている場合は、『性癖』ではない。と意見をした。
突然の横槍から増援に継ぐ増援
そんなこんなで、様々な意見が飛び交い下ネタありで大人としての各自のジェンダ論のツイートで盛り上がっていった。
ある一人の女子高生(JDかも?)がタに突然現れ、口火を吹いた。
『それは偏見よ、差別よ。スナフキン(私)はオカマを差別してる、だからそんな意見になるのよっ!』とTwitterのタイムライン上に飛び込んできた。
女子高生さんの主張意見では、”オカマさんを平等にあつかえ、性癖など考える方がオカシイくて、差別を生む” この一点張り。差別,平等の強ワードを推しに押すツイート。
私は猜疑心にかられた。この女子高生は本当にジェンダー差別や性趣向の悩みをもつ方々ときちんと話をしたことがあるのか。彼ら(彼女ら)の生きづらさや差別や苦悩を知ってるのかと。私などの至ってノーマル、性癖もいびつではない人には想像を超える悩みを知った上でツイートしてるのかと。この理解なくしてジェンダ問題や多様性はおいそれと語ってはいけない。いうなればタブーの範囲をどこまで許容するか、社会風紀の問題だからだ。一方的な彼女らの主張は心の奥では我慢できないのです。
構図としては、(オカマさん)→←私(スナフキン)←他の常連←→友人。
突如として横槍入れてきた女子高生の学生らしい文体。今どきの流行りのアニメキャラアイコン。息子と同じ年齢が近しいのが直ぐに分かった。
ぺらっぺらな価値観の物差しで社会正義を降り振す
フェミさんに感化されたおぼしき、学生生活しか知らぬぺらっぺらな価値観の物差しで社会正義を振りかざし、流行りのジェンダー差別にのかって、優越感に浸る女子校生が大人の社交場であるSNSを破壊させる。
彼女のツイートをある程度放置していたら、ドンドン、攻撃が始まった。私に対して差別主義者だーの、女性の敵だーだの。。もう、一連の文脈を読むように促してもどうにもならない状態。私は仕方なく論理的に彼女の指摘の矛盾点をついた。
それが失敗だった。痛恨の初動ミス。
彼女の癇に障ったのだ。
女子高生A:『通報してやるーーー。』
『全力拡散だーーー。 』
『繋がりの強さみせてやるーーー!』
と近しいツイートをしてた。
この世代特有の疾患『病名:仲間、間中、モナカの三段活用>>繋がり=仲間=オフ会』※悪化すると高台に登ると一列に並んで拳をあげちゃう症状まで発展するみたいです。偏見ありです。
物凄い勢いでワラワラと湧き出るようにツイートが増えていった。得体の知れない属性フォロワーの不特定多数によるツイート攻撃が始まった。
前後の文脈やライムラインなどお構いなし、マスコミの如く切り貼りが一人歩きしていく。サイコミュも真っ青のワインドレンジ攻撃。烈火の如く燃え上がった。挙げ句、私のアイコンキャラである『探偵物語』故人:松田優作を罵倒する始末。
フォローワ-B『垢BANよーーー。差別よー、追い込め!』
フォローワ-C『差別よ、女性をなめてる、垢バンよーーー。』
フォローワ-D『AKA-BAN !ーーー。わたしらをなめてるの~』
フォローワ-E『アカウント停止よ!ーーー。凍結待ってろよ~』
数時間、スマホがブルブル震えて止まらなかった。
私は、そっとスマホを充電器に置いて翌日の仕事の準備をして眠りについた。何より家族に飲み歩いて遊んでいる事が後ろめたかったし、面倒になる事は避けたかった。
その数日後、お店のオカマさん達、友人、常連の飲み仲間、一連の流れでSNSを楽しんでいた大人達は垢BANを食らって機能停止になっていた。
ここからが伝えたい事。
営業被害が発生し中々の金額だった
数日後、お店に友人他飲み仲間と連絡をとって週末、Twitterの垢バンの件でBERに出向いた。こちらは笑いネタ程度に思っていました。
『カラーん、カラーん』とドアをあけて、いつものようにとびっきり陽気なメンバーが出迎えると思いきや。
低いトーンで、『いらしゃい、あんたらね。。。』ジトーーーー-目。。
垢バン=アカウント停止になってるのはお互い既知であったので、その後の対応をどうるかのネタで盛り上がると私達はお気楽で考えていたのでした。数分後マスター(経営者様ーママさん)が同席する運びになった。何でもあの騒動でお客が飛んでしまった日があり、営業被害がでていたのでした。夜の商売はあの手この手で集客をするので重要飛び道具であるTwitterというツールが使えない時点で客単価、回転率以前の母集団が見込み客が作れないのである。1日ロスしただけで3週間近くも穴があくそうだ。
被害見積もり金額:70万超え。
私は申し訳なくなった。少しでも穴を友人と相談して、集客に協力してお店にお金を落としてもらうなど言い合った。その日は1時間程度で切り上げるところ3時間も居座って、気持ちばかり3万@1万をおいてお店を出た。
帰りぎわ、オカマさん達は気を使わせて御免ね=ーーって投げキスをされたがその日ばかりは嫌な気がしなかった。
そして、次第にオカマBERは通わなくなって、いつもの駅前ワンコイン立ち飲みのホッピーコースに戻っていった。
いきつけのお店がなくなる感じとは違う。疎遠になっていき、何か熱が冷めるようで通わなくなる、流行り病のような感じで卒業していったのです。
その後 意義申請の申し立てを行ったものの・・・
オカマさんとのやり取り文面内に下ネタが英語表記されており、また、重要題な差別があるという事でした。オカマというレッテル貼るだけで禁固刑相当。日本より遥かに厳しい。あくまでもアメリカ基準なのである。
TwItter社からは犯罪者扱いの警告まで受けてしまった。
NGワード がそもそも下ネタいわゆる[猥談]が多く、何十個も羅列されていた。そもそもジェンダー問題の意見であるにも関わらず、直前の下ネタやオカマさんとのやりとり事態がアメリカではタブー的論調であった。
sex、s○ck、Sex change、Sex change、castration、もうこのNOTEに記載することができないぐらいの卑猥な英単語に訳されて、翻訳に黒文字チェックが入ってる返信メールが送付されてきたのである。
複数回メールでGoogle翻訳を使いやり取りするも、面倒くさくなってしまった。日本のオカマーバーというエンターテイメント、国内の風営法2号を説明する事が難しい。なにより、ジェンダー問題の議論と下ネタが分別できるのだろうか。。。
日本法人から転送された、訳したアメリカ人はどんな気持ちだったのだろうか。想像するだけで今でも笑ってしまう。
領域は異なるが退職してるとはいえ、私の専門分野。風営法1号~3号の範囲。※パチンコ屋は4号、ゲームセンターは5号。そもそもアメリカではオカマバーはメジャーではなく、男娼や性サービス専門領域。また、酒に関してはとりわけ厳しい。
このようにして、大人紳士淑女がtwiterでワイワイ交流してただけなのに、横槍で大炎上し、お店からも疎遠になっていった。営業被害まで出し、関わった皆が垢BANを食らった思い出話。
ながながと、しょーもないおっさんお愚痴をここに備忘録として残す。
居酒屋で友人に披露するネタ元帳的な感じで書き流します。誤字脱字、文才はありませんので悪しからず。全て、ノンフィクション実体験や思ってる事など記載していきます。
■現在について■
現在は私はサブ垢で運用しつつもSNS公開には慎重になってしまう。
わざわざTwitterのために新規に電話番号を取得するほど中毒にはなっていない。でも、メジャーSNSインフラなので普通にメインとして利用できないのがもどかしい。代替えsnsを利用でコトたりるがやっぱり、バッカターといわれようが情報収集ツールと日本での発信力は絶大。
若者が時代を作るにしても、それに引きづられて大衆一般化に乗るおっさんはSNS恐怖症になった。メインのTwitterアカウントを失ったのはおっくうでしかたない。
時代錯誤で考えが古いのかもしれないが、なんか日本だけが特匿名文化が根付いてしまって、世界の一般的なSNS運用とは異なるように感じがしてならない。2ちゃんねる(現5ch)文化の浸透は今現在では反作用として働き、世界のカルチャーと乖離が目立つように思えて仕方ない。
このままweb3,0、メタバースに誘う道筋には現状では日本は遅れを取り続けるだろうなと思う今日このごろ。
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ただのオッサンの備忘録ですが、応援コメントなど頂ければ励みになります。