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私は魅力的に老いていきたい。
毎日、「ほぼ日刊イトイ新聞」を読んでいます。
特に読むのが、糸井重里さんが毎日更新している「今日のダーリン」です。
10月8日(火)は「老い」がテーマ。
このエッセイの最後に、思わずドキッとする言葉を見つけました。
年齢が同じだからといって、老い方が同じ、じゃないんです。
確かに同じ年齢と言っても、様々な人がいます。
実年齢よりも若く見える人。
年齢よりも上に見られる人。
見た目だけでも、いろんな人がいます。
いいとか悪いとかいう話をするつもりはありません。
どちらもその人なりの味になっていて、面白いから。
ただ、人はみんな老います。
もちろん私だって。
昔より記憶力は衰えたし、新しいことを取り入れるにはパワーが必要です。運動後の筋肉痛は治りが悪いし、疲れやすいし、持久力は衰えています。お肌のシワやシミは増えて、ハリは無くなっていく一方。声も低くなったし、声量も小さくなりました。
老いることはマイナスに受け取られがち。
でも、誰もが避けて通れない道です。
ならば、いっそ老いていくことを楽しんでしまおうかしら、と考えてみることにしました。
若々しく過ごしたければ、年齢に抗えばいい。
年齢のわりに若いって言われたら、やっぱり嬉しくなります。
でも、年齢を重ねて出せる魅力もある。
経験豊かで味のある人にも憧れます。
結局、どう生きたってどう老いたって、魅力的な人は魅力的。
生き方が人それぞれのように、老い方も人それぞれです。
だったら私は、自分が魅力的と思える生き方で、魅力的な人になりたい。若いうちにやりたいことも、年齢を重ねたからできることも、全部ひっくるめて経験したい。経験は、私にしか出せない味となり魅力となる。そもそも、何に魅力を感じるかも人それぞれ。だからみんなちがって面白くなるんだ。
開き直りと言われたらそれまでだけど、私はこれから魅力的に生きて、老いていきたい。目標は、個性的で魅力的な面白いおばあちゃんになること。
私にしか生きられない、魅力的で面白い人生を送りたいです。
そのためには、やりたいことがたくさんあります。
私の魅力的に老いていく人生は、まだまだこれからです。