漫画みたいな毎日。「2歳に倣う心理学。」
素敵なnoter、医師・占い師の渡邊惺仁さん。いつも記事を読ませていただき、たくさんの気付きをいただいている。
先日も、ご子息のイヤイヤ期に関するこちらの記事を拝読させていただいた。
カチッサー効果。自分が要求する時に【理由】がしっかりあれば、容認してもらえる、理解してもらえる効果の事。
こ、これだ!
私は、現在、幼稚園の保護者間の連絡網を兼ねた、クラスごとのグループLINEなるものに参加していない。
2年ほど、幼稚園を休んでいたので、それを理由に参加していなかった。更に、つい最近までガラケーを使用しており、LINEは出来ないということで済ませていた。幼稚園の行事など、緊急のお知らせは、幼稚園のメールが届くので、困ることはない。
そして4月から、末娘の意向により、再び幼稚園に通うようになり、すでにガラケーからスマホに移行してはいたが、グループLINEには参加しないままでいた。
情報過多。
以前も、保護者主導の行事などがあると、連絡網がメールで回って来たが、メールでのやりとりが誤解を招いたり、揉めたりしたことがあった。直接話をしていないことで、話が大きくなったり、言ってもいないことを、言っただの言わないだのと、こじれてしまうようだ。
LINEの普及により、それが加速していると感じていた。
きっと、世の中の子どもたちも、そういったことで、日々、煩わしい思いをしていることがあるのだろうなぁ・・・と思う。
既読スルーだの、裏LINEだの。
私は、そういうのが、大嫌いである。
そのため、例えば・・・・
「〇〇さんが、けいこちゃんのことをこう言ってたよ!」
と、所謂、陰口というものが、私の耳に入ったとしよう。
しかし、もし人づてに伝わって来たとしても、基本的には、その陰口は、私にとって、存在していないのと同じである。
「私に直接、言ってきたことのみ、受け付けます。」
直接申立のみ受理方式。それ以外は、私の中では、無かったことになる。
いらない情報でお腹いっぱいにしたくない。お腹いっぱいにするなら、美味しい物の方が断然良い。
そういう思いもあり、春から登園し始めたものの、LINEのことに敢えて触れずに来ていた。
大抵のことは、会って話せば済むことであり、後から聞いてもなんの問題もなく、困ることはない。仕事の連絡じゃないし。
LINE上での、愚痴や、誰かの噂話的やりとりや、自分がその輪から外されるのが怖いから参加するとか、そういったことは、心底どうでもよい。
誰かの噂で人を判断したくないし、前情報が多すぎると、自分の感覚の邪魔をする。AさんとBさんが合わないとしてもそれが私に当てはまるとは限らない。
関係性とは、〈それぞれ〉だ。
そんなある日、同じクラスの若いお母さんが、「けいこさん、お泊まり会の事って、知ってます?LINEとか来てますか?!」と聞いてきてくれた。
お泊まり会とは、保護者主導で幼稚園の園舎や敷地を借りて、クラスごとの家族が集まってお泊りし、交流を図ろうという行事である。私の中の何かが、「不参加」を強く意思表示する。
長男、二男の時にも経験した。しかし、私にとっては、大人たちへの疑問と疲労が増すだけの会であった。
末娘のお泊り会があることは、知っていた。でも、参加するつもりがなかったので、敢えて誰かに確認することもせずにいたのだ。
「あ、LINEとかやってないから。でも、お泊まり会があることは知ってるよ。」
「え?!LINE入ってないんですか?!誰も確認しに来てないんですか?!」
彼女は、私がその輪に入れてもらってないと気にかけ心配してくれて声をかけてくれたのだ。
私は、答えた。
「必要な連絡は、園から連絡網が来るから大丈夫。ありがと。」
彼女がちょっと意外そうな表情を浮かべたので、こう付け加えた。
「知らない方が良いことも沢山あるから、大丈夫。心配してくれてありがと。」
「別にLINEに入らなくても、話しかけられなくても、まったく気にならないの。だから大丈夫。ありがと。」
「むしろ、話しかけてくれない方がありがたいくらいの時とかあるから、大丈夫。ありがと。」
〈大丈夫。ありがと。〉を連呼する私。
彼女も、今の幼稚園に違和感を感じている人のひとりなので、私の返答を聞いて、ゲラゲラ笑い出した。
「あ〜!なるほど!うんうん、わかりました!」
なかなか、渡邊さんのご子息の様に、スマートにはいかなかったのだった・・・・。
オマケで、我が家の子どもたちのお断り方法をご紹介しようと思う。
長男の場合・・・ 恐ろしくハッキリ断る。こちらが恐ろしくなるほど、ハッキリと。「あ、好きじゃないから行かない・いらない・食べない。」「興味ないから。」など。身も蓋もない。
二男の場合・・・二男渡邊さんのご子息の様に「今、〇〇だから大丈夫かな、ありがと。」とやんわり断る。「あ、今は大丈夫かな。(笑顔付き)」が得意。
末娘の場合・・・「う〜ん、今はいいかな♪」とソフトかつ、ハッキリ断る。「私は〇〇の方がいいかな。」と自分の要求も伝え、さりげなく、そちらの方向に舵を切る。
何にしても、子どもたちは、断るのが上手い。
「やりたくないこと」を断ることは、自分にも相手にも、誠実だなと思う。
子どもたちを、見習い、見倣い、学べ、大人たち。(特に、私。)
渡邊さん、記事のシェアに不都合がございましたら、おっしゃってくださいm(__)m
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