今、不安なことは、なんですか?
〈今、不安なことは、なんですか?〉
昨夜、恐ろしく痛い「結合織マッサージ」を施術してもらっていた時、夫訊ねられた。
「今、不安なことは?」
・・・う〜ん。
・・・う〜ん。
・・・う~ん。
ない。
あ、強いて言うなら、さっき私を刺した蚊が、まだ見つかってないとか?
「・・・不安なこと、ないんだねぇ。」
と夫は感心したように、やや呆れたように、静かに笑っていた。
以前、生命保険のアンケートを見た時もそうだった。「これ読んでみて。」夫から渡されたアンケートには、〈将来について、どんなことが心配ですか〉というような質問が並べられていた。
一通り、目を通した私は、「ひとつも心配なこと、なかった!」と、アンケートを夫に返した。
楽天的とかではなく、単に、未来を憂うことをしないだけなのだと思う。
まだ起きていないことに、心を砕くのは、きっと性に合わないのだ。
それでも、以前は、不安に駆られ、先の心配もしていたと思う。「あんなことが起きたらどうしよう」「仕事が上手くいかないかもしれない」・・・と。
たくさん、心配も不安も抱えていた。でも、実際そうなったことが、どれくらいあるかと言われたら、すべて私の取り越し苦労で終わった。
いつから、心配や不安に駆られなくなったのか、ハッキリとは思い出せないが、多分、子どもたちが産まれ、目の前のことに力を注がなければならない状況が出来たからかもしれない。
ご飯をつくり、食べ、あそび、「今日もいい日だったね。」と、眠りにつく毎日。
とりあえず、今のことだけでいい。
「今」は、少なからず、明日に、続いてるはずだから。
それにしても、私を刺した蚊は、まだ見つからない。
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学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!