まなゆい

言霊ことだまとは、言葉の中に込められた霊力パワー。言葉の力って強いモノだ。昔、それを信じずに自分で失敗した事が、多く有る。

こんな自分を、私は受け容れ、認め、赦し、愛しています。

何か否定的な事を考えたら、その後に繋ぐ全肯定の言葉を呪文のように唱えよう。神様は必ず聴いていて、頷いてくださるだろう。

例えば、君が誰かと口論したとしよう。君はAが回答と言い、君の大切な人はBが回答だ、と言う。君は自分が正しいと思い込んでいて、Bは馬鹿々々しい嘘だ、と言うとする。君の大切な人はそれを聞き捨てならない、と言って、その部屋から出て行ってしまうかも知れない。

…、と、普通の人なら、口論中に口走った言葉を後々後悔するものだ。そして、空を見ながら、君は後悔して言うかも知れない。
「あぁ、俺はどうしてこういう事を謂っちゃうんだろうな～。ダメだな、俺は」
と感じたとしよう。大体、自己嫌悪なんて、そんなもんだよね。みんな知ってる、あの苦々しい思いですよ。

そこで、言霊の良し悪しを見る点で、このままだと、自己憐憫及び自己嫌悪で、ロクな事がない事になる君に、一つ、追加すると好い言葉が有るんだ。

コレ、まなゆい、と言います。否定的な言葉があなたの口から出てしまい、後悔の塊で仕方ないし、自分が少し嫌いになったら、即座にお試しいただきたい。

ネガティブな言葉 
例：「俺って駄目だなぁ、俺って何て嫌な奴になったんだ、等々」
＋
まなゆい
「…と言う自分を私は受け容れ、認め、赦し、愛しています」

最初、自分っていやな奴だなぁ、自己嫌悪するな、と感じた所に、すぐ、即座に追加して口に出して言葉にしてください。そうすると、先に出た、ネガティブな言葉を優しく包んでくれるから。

…と言う自分を私は受け容れ、認め、赦し、愛しています。

受け容れ、認め、赦し、愛する、とは、全肯定、全受止めである。自分の言動を、如何に非が有ったにせよ、受け容れて認めてやり、さらに非が有れば赦してやり(既に後悔しているのでイチイチ謝る必要はナシ)、そして愛してやる。

それは、心が籠っていなくても、大丈夫。
要は、口に出して否定的な事を囲んでやることが目的だ。自分が全ての真ん中に漂っていられる為、自分を非があろうと、利が有ろうと認めてやる動作なんだ。

自分を徹底的に愛してやると、少し、自己憐憫が減ってくるのが人間だ。結果的にその人との喧嘩が原因で、鬱病にはなり難くなる。コレ、ホント。実際に試してみてね。

人間ってのはストレスに囲まれて生きている。
一人暮らしなら、自分で全部やらないと誰もやってくれないから、
「あぁ、面倒臭い、疲れてんのにさぁ、チッ(舌打ち)、でもやんなきゃ」、
と思うだろう。

夫婦やルームメイトと一つ屋根の下で暮らしていて、パートナーはいるけれど、何かと言うと、口喧嘩ばかりで暮しが楽しくないとか、心をずたずた切って行くストレスって、山ほどあるでしょ。

喧嘩の直後なんかじゃ、
「あ～、チキショウ！」
って机をたたく人もいるかも知れないね。それでもいいの。認めて、受け容れてやって、その動作を赦してやり、自分を愛してやってれば、問題は無いの。

満員電車ばかり載って、くたくたの脚は休みたいって言ってるのに、この真ん前に座ってる奴、幸せそうに眠っていて(ムカムカと怒りがこみ上げる)。
大きいストレスから小さいストレスまで、人間はストレスと一緒に生きている。自分を肩から抱いてやって、お前、よくやってるよぉ、って認めてやってもいいよね。でも、この言葉は必ず口に出して言って置こう。

ブツッと出て来て、言っちゃった言葉にも、言霊はある。
怒鳴った言葉や、後で自己嫌悪の原因になる言葉、すべて。
特に否定的であればある程、後々それが残ってしまう、って事が多い。その為に、この「まなゆい」はあるんだ。

騙されたと思って、試してごらん。自分を、自分で愛してやってごらん。とても温かく感じるよ。ざらざらに荒れてしまったあなたの心の中が。

こんな自分を、私は受け容れ、認め、赦し、愛しています。

全肯定してやってごらん。あなたの身体や心が、あなたにお返しをくれるよ。有難うって。
受け容れてくれて、
認めてくれて、
赦してくれて、
愛してくれて、
有難うってね。