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2021.0110

年中ずっと雨ばっかり
いつまで経っても晴れない
また霧が濃くなった
劣等感に手を引かれて
一緒になって布団に潜る
惨めなあいつは箪笥の中に押し込んで
雨音はもう聞かなくていい

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あってないような口約束
最初から無かったことにした
最低だっていい 最低でもいいって
もう忘れて幸せになってほしい
恨まれるのはこっちだ

これもただのエゴ 全部エゴ
結局自分もそうなんだ
優しいふりをした 自分のために
もう自分のことなんか忘れてほしかった
もう待たなくていい 待っていてほしくない
これ以上過去に縛られたくない
自分といたって何も変わらない
今の現状が証拠
もうどうでもいいんだ

限りなく好きだった過去でさえ煩わしい
「ずっと」「永遠」
これに縋るだけ馬鹿なんだよ
もう証明されたでしょ
ここで許しを乞うて「一生償う」って言ったって
その「一生」ですら嘘なんだよ

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やっぱり自分は駄目な人間だ
自分のことを否定しつつも
何処かで他人のせいにしてる

今日も自分は夜中になれば
死にたくなって泣いては
虚ろなままに調べる「自殺 」
何がどうなるわけでも無い
それから死んだように寝る

「悩んでることなんかないでしょ」
「幸せそうでいいね」
「君みたいになりたかった」

自分が最低な環境で生きてるとは思わない
でもこうやって生きることが羨ましい?
言葉の綾だったかもね
褒めたつもりだったかもね

何で一々こんな言葉のせいで
自分のことを嫌いにならないといけないの