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赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う 青柳碧人 読書感想
赤ずきんが拾った人形の腕が動いた
ペンを持たせると文字を書き出す
ピノキオと名乗った腕はサーカスで働かされて逃げる途中だった
しかし捕まってしまったという
お母さんに困っているピノキオを助けてあげなさいと言うので、赤ずきんはピノキオが捕らえられているサーカスへと向かった
前作同様、赤ずきんが探偵役 世界で知られている童話の世界で事件が起きて解き明かすという内容
ただのパロディものではない
ミステリー要素はしっかりとしていて、事件ものとしてだけで面白い
赤ずきんは少し毒がある性格で探偵役に向いている
ピノキオの身体を全て取り戻すというわかりやすい目的
行く先々で事件が起きて、赤ずきんの頭脳が解決という流れ
「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」
しっかりとオチがついたハッピーエンド
また次の旅が始まるのが楽しみ