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地雷グリコ 青崎有吾 読書感想

都立頬白高校は文化祭前に忙しくなる
一番人気の屋上スペース ここを狙って愚煙試合が行われる
カレーを売りたい1年4組は代表として射守屋真兎を出した
鉱田は真兎が勝負強いことを中学の時に知っていた
そして試合は地雷グリコというゲームで行われた


タイトルで地雷踏んで死亡する死のゲームかと思ったら違っていた
学生たちが行う頭脳ゲーム
この連作短編集

グリコにカルタ、じゃんけん、だるまさんなど、馴染み深いゲームがルールにより頭脳戦となる

そして最後のゲームへと繋がっていく

真兎が最初あまりはまれないキャラだなあと思ったけど、ラストゲームあたりでそういうことかとわかったら可愛く思えた
ただのゲーム狂だったらきっと好きにはなれなかった

ただちょっとキャラ達が漫画チックな印象
それが苦手な人は気になるかも
漫画にしたらすごく映えそうだとも思う

頭脳ゲームなんで、何度も読み返さないと理解出来ないところもあった
何度も読み返したくなる

漫画とかアニメとかになったらもっと知名度が上がりそう

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