detox days
風がさらさらとなびく気持ちの良い季節、
いかが過ごしでしょうか〜^^
今回は
3月20日春分の日から1ヶ月、「detox days」 と称し
内臓から未消化物を出していく
アーユルヴェーダでいうアグニ(消化)を整え、強化する
デトックスをしました。
この記録を残します。
アーユルヴェーダの強みや、重きはいつも消化にあります。
それは身体の消化、経験の消化、感情を含めてのすべての消化のこと。
体内で未消化で溜まっているものを出す、
中々噛み砕けない経験を咀嚼する
握りしめている感情を出す
出す、出す、出す、解毒!
そして
新たな循環をスムーズにしていく
詰まりなく、クリアな状態を保とうよ!
言わば心身共に、エネルギーに満ちて健康であること
ここへ向けて食生活と生活習慣を整えるのが
アーユルヴェーダのアプローチ法。
体内を例えて言うなれば洗濯機。
大量の洋服をパンパンに入れて回すより
スペースがあって適量を回すことで水も行き届き
しっかり洗うことが出来るように
内蔵でも同じで
ずっと体内に蓄積してこびりついていたものを剥がして
スペースを空け、巡りを良くする。
身体で言えば、多くのものを抱え込みすると
身体は体感としての重さや気だるさを体感します。
それは
過去の経験、周りの声、役割、責任、多様な情報、人のエネルギー、
思い込み、色々なものが無意識に積み重なっていきます。
体内からこれらの不要なものを排便として
またはエネルギーとして
出していくことで
フレッシュで新鮮なエネルギーが身体から巡ります。
週末だけというプチデトックスは何度もやっていましたが
この1ヶ月デトックス自体は、今回で3度目。
1ヶ月も出来るのか?
お腹空いちゃって我慢出来ないんじゃないかな?
友達とご飯行けなくなるかも…?
私に出来るかな?
色々と、始まる前から
構えた初回のデトックス。
減量とは違い
未消化物を排出することが目的であり
1日3回しっかり食べられることが
大きく違うところでもあり、
苦しむことなく続けられる点でもありました。
初めてのdetox daysはデトックスの過程で、
とにかく眠くて、怠かったりまず間食しないとか私に出来るのかな?とか
キッチャリークレンズ中の便が中々出てこなくてその心配が更に便秘を促したり、この取り組み自体を、出来るのかな?いう疑いからスタート。
実際にやってみると
1、2週目はしっかり食べられるし
規則正しい食事を意識すると
そんなに食欲が来ないだなという新たな発見と
ネガティブな感情も吐き出すように出て来ました。
クレンズが終わってからの4週目に消化が整い出すと
身体と心がどんどん軽くなっていくスッキリ感。
この時は、
とにかくシンプルキッチャリー
(ムング豆、お米、ギー、スパイスのみ)のお粥3食から
野菜入りのキッチャリーに切り変わった時の
野菜の存在感と本来の味。
「おいし〜!!!」
味覚が研ぎ澄まされ、野菜の味に感動したことが印象に残っています。
2回目は
3週目のキッチャリークレンズ中に家族全員で
インフルエンザというハプニングに遭遇。
本来ならば良くなっているの逆で
どんどん悪くなっていく体調のサイン
毎日見る舌の色や腫れ具合が見たこともないような形をしていて、
それに一番驚いた思い出。
経過回復にシンプルなキッチャリーが効いていくのも実感しました。
どうしてやっているのか?
ずばり
元気になるからというのが一番です。
身体は軽くなり、
消化が整って、子供がうんちした後、元気になるのと一緒で
体内の快調なリズムになると
気分も軽快に、それでいて
思考もクリアでやる気や情熱が満ちてくる、
なんか良い感じ、というのを毎回感じられるから。
自然にも四季、朝から夜という1日のリズムがあるように
身体も自然のリズムに合わせながら過ごしていくと
何にも囚われない開放的な自由さだったり
澄んでいる感覚
ゆったりとした穏やかさが
自分の中にもあるんだな〜というのが感じられて
嬉しくて続けられています。
【実際にやったこと】
①毎日健康日記を書く(食べ物、睡眠、目覚め、排便回数、アーユルヴェーダのセルフケア法、精神的な心地よさ、感情的な心地よさ等)俯瞰して自分の身体のサインを見ます。
②ディナチャリヤ(アーユルヴェーダ式、朝にやる習慣)がとても多けれども
朝を制すものは1日を制す
(舌磨き、アビヤンガ、白湯、ヨガ、プラナーヤーマ、瞑想等)
③規則的に適量のご飯を食べる
④カフェイン、間食を控え、ハーブスパイスティーで消化を促す
⑤1週間キッチャリークレンズ(スパイス、ギー、ダルの入ったお粥を1日3食)
⑥予定をあまり入れないようにし、身体を休ませことを優先する
(隙あらば、すぐ動きたくなってしまうヴァータ(風の要素)の強い私は
これを意識的にすることがとても大事!)
⑦ジャーナリング(今回は2週目に感情が動いて来た)
⑧早寝早起き。
今回は特に、10時に寝るというのを1番のテーマに過ごすようにしていた。
3回目のdetox days は
夜ご飯を寝る3時間前、
重すぎないものを食べ終えることの重要さこれを一番痛感しました。
これは次の日の朝活に通じてくる。
家族が起きる前の集中できる一人時間というは自分の好きなこと
(ヨガ、アーユルヴェーダ勉強、読書、海外ドラマを見るとか♡)を満たす為にもかなり鍵になっていて、夕食食べたものを消化してから寝ると朝、リズムを掴んだ身体が自然と目を覚まし、目覚めがスッキリ、朝のお一人さま時間へというスムーズな流れに乗ることが出来た。
朝それが出来ちゃうと充実感で始まって気持ち的に一日余裕が持てる。
【他の効果】
・肌(消化にともなって、くすみが消えて調子が良くなっていく)
・睡眠の質(しっかり眠れている感じ)→翌日の集中力へ
・マインドセットの強化、思考の整理が強化される→直感が冴える感じ
・1日主体的に過ごせる→ 充実感へ
未消化なものが出ていく、排出の過程で
ダルさもあるし、
奥底にしまっておいたものが表面化して感情も動いて来ます。
今回も根強く残っている思い込みや重くしているものに気づいた。
思考からの手放しは中々難しいけれど
体からの手放し(消化)の方が働きかけとしては簡単なのかもしれない。
1ヶ月を終えて
また一枚フィルターを剥がし
まるっとまぁいいか〜が大きくなった
そんな感覚。
一日、一日、色んな人に会って、経験して
知らず知らずの内に溜まっていってしまうものも自然なことだから仕方ないと思うけれど
何か一つ、デトックス(出すこと)を助けてくれるものがあれば
それは間違いなく
自分をサポートしてくれるし
アーユルヴェーダにはその力や智慧がまだまだ眠っている。
引き続き身体とのコミュニケーションは続きます。
"Make space for digestion & circulation "