実家暮らしを快適にしてくれた3つのモノ
本気の実家暮らしは約30年振り。雪降る北国の街での両親を見守りながらの暮らしは、家に閉じこもる時間が長くて、程よいバランスを探すのに苦労したけれど、やっと自分時間が作れるようになってきた。ここにたどり着くまで、この3品の貢献度が高いように思う。
ノイズキャンセリングヘッドホン
我が家の両親はほとんどの時間をテレビの前で過ごす。ワイドショウやニュースから流れてくる話は、わたしにとってはどうにもこうにもイラつく内容が多くて、できれば聞きたくないのだけれども、老人二人が設定するボリュームはかなり大きいので、それは簡単なことはないのだ。
そこで大活躍なのが、ノイズキャンセリングヘッドホン。優しい友人がプレゼントしてくれて、これ、本当に助かっている。これを着けていると外界を遮断して物凄くひとり感に浸れる。ノイズキャンセリングはストレスキャンセリングでもあるのだ。
最近全然タンゴは聴いていない。聴くとキューンとなっちゃうのもあるし、全然今いる環境にしっくりこないのだ。自分の持ち物の中からはヒーリング音楽位しか聴かなくなってしまって、いつの間にかYouTubeと、SpotifyとかHimalayaで聴く音楽や配信ものが主体になっている。音楽も気の向くままに色々聞けるし、ブエノスアイレスのラジオ番組とかも聞けちゃうし。さらに家事とかやると、観るより聴くが主体になりつつある。話題のClubhouseも試してみたいと思っているところ。誰か招待してくれないかな。
シャワーヘッド
お風呂は大事なほっとできる時間でもあるので、快適にしたいもの。ずっと前から水圧が非力な実家のシャワーが不満だったのだけど、こういう設備ものは大掛かりな修繕が必要なのだと思い込んでいた。
偶然、ホームセンターで充実したシャワーヘッド売り場を見かけて、もしや簡単に取り替え可能なのか?と、失敗しても許せる値段のものを選んで買ってみたところ、大正解。道具も使わずヘッドを取り替えただけなのに、ジャーっとバーっと細かい水流の湯が勢いよく出て来るようになった。一気に洗髪が快適になり、お風呂時間が幸せになっちゃった。
イッタラのマグカップ
昔は「食器は優しく扱って」が口癖だったはずの母も、今やガチャンガチャンと乱暴に扱うので、我が家の食器は傷物だらけ。マグカップやグラスはほどんど100均のモノになりつつある。
100均マグのさっぱり感も悪くはないけれど、家時間はずっとマグカップと一緒みたいなものだから、口に運ぶたびちょっとしたガッカリ感は否めなかった。amazonを検索しながらマグカップ一個に3000円超かぁと、しばらく吟味期間を置いていたものの、ある日のイライラ瞬間の後にポチッと。買い物ってやっぱりちょっとストレス解消作用あるなぁと思う共に、おかげでお茶時間の幸せ感が格段にアップして買って良かったと改めて思う。色彩、フォルムの良さもあるし、手にした時の質感、重量感と口に当たる感覚の良さに気分も上がって幸せ。
もちろん洗って戸棚に仕舞うところまで自分でやって大事に扱っている。
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