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100日後に独立するしかなくなった崖っぷちOLの逆襲日記

限界OL、精神的にも肉体的にも限界を迎えて独立することになります。

 会社でハラスメントが起きたのが去年10月。病状はどんどん悪くなり、CRP15(通常1以下)をこえる胃炎にもなりました。それでも深夜に呼び出されて夜中まで仕事をしたり、後輩と共同でハラスメントは訴えても改善されず逆にわたしが異動することとなりました。
 そこからいきなり環境が変わり、わたしはなんとかして馴染もうと努力すると同時に睡眠薬を使っても寝れない。体が痛くて痛くて涙が出るという毎日が続きました。 
 8月末に「適応障害」という診断がくだされ、9月からお休みに入りました。

 2022年に転職してきて、さまざまなやりたいことがあった。まだ会社でやりたいことなんてやりきれてない。
正直、こんな中途半端なところで終わるのは悔しいです。わたしはこの会社で何一つもやり遂げてない。
ただただ体調を崩していただけでした。病院と家だけを往復していた日々もありました。なんのために転職してきたんだろう?
何度も自問自答して苦しんでも答えはでません。

 体調を崩す少し前、今年3月に退官した美大の芸術学科時代の教授とお会いしました。
「アーティストと社会をつなげる役割を果たして欲しい。30代前半で制作を続けるかどうかの狭間にいる人たちがたくさんいて困っている。」といわれました。
芸術業界は厳しいです。
 
就職を希望する人が少なく、大学院進学も多いですが、参考データを記載します。
【22年卒内定率調査】美大芸大生の就職内定率は21.1%の結果に。半数以上が内定未取得で就職活動を継続中。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000035158.html

 卒業して10年も経たないわたしの同級生の一体何割がアーティストとして制作を続けられているんだろう?
もちろん結婚して子供がいる人もいるので一概には言えないけれど。

「アーティストと社会を繋ぐ役割をやって欲しい」と 先生の遺言のような言葉をいただきました。
どうするか本当に迷ったのですが、
「ギャラリーを使って欲しい」という依頼もいただいた中で、わたしは会社で消耗するよりもやることがあるんじゃないかと考えています。

 アート業界の現状は厳しいです。どれだけ頑張ったところで作家として生きていける人がどれだけいるんだろう?自分はクリエイティブの道に戻って果たして仕事をとれるのか。生き続けることができるのか、正直怖いです。
わたしは作品を作ることに疲れて、卒業して会社員をやっていましたくらいだから。
 今更何がつくれるんだろう?7年も離れてたのに、わたしにできることなんてあるのか?
 

 どうやらもう本当にわたしは限界のようです。
悩めば悩むほどに苦しみが増えたからなのか体調がさらに悪化して休職が延長になりそうです。9月初めに休み始めてさまざまな準備をしながら休んでいたけれど、良くなったと思った体調は再び悪化し、かなり強い睡眠薬を使っても全く寝れなくなってしまいました。

体が会社に戻ることを拒否しているんだと思います。


 わたしはこの会社で働いて一体何の意味があるんだろう?
体をぼろぼろにして、眠れなくなって、涙が止まらないこともあって。
また戻ったら同じことが起きるかもしれません。

 その間に何とか次のステップに進みたいです。 
本当に苦しさしかなかったこの時間がいつかは無駄じゃなかったと思えるように今はあがくしかないのかもしれません。
なのに、稼働させすぎたせいなのか、MACが壊れて動かなくなってきてしまいました。体も最悪なのに、PCまで壊れる。厄年なのかもしれません。

来年には笑って、自分に誇りが持てる仕事ができるようにあがいていきます。
ぜひ応援よろしくお願いいたします。

寿美伶奈
https://sumirena.com

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寿美伶奈
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