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休職六週目 | 復職すっかぁ...編
正直、「働きてぇ〜〜」なんてこれっぽっちも思ってない。働かずに飯が食えるこの生活を、もう少し楽しんじゃいたい自分もいる。ただ、お休みすることで自分を取り戻せた実感がある今、そろそろ仕事に戻れそうな気もしている。
あと、金がねえ。金が欲しい。金をください。500円以上の食料品にビビり散らかし、飲食店では1番安いメニューを選び、医療費に蝕まれて貯金がざくざくと減っていくのただ眺めることしかできない生活を脱したくなってきた。
ということで、2ヶ月間の休職を満了したのち復職するつもりで、少しずつ準備を進めている。今週はとくに準備がよく進み、戻ってからの新しい働き方についてよく考えたので、そのことについて。
復職後の私のルールブック
以前と同じような働き方をした暁には、私はまたすぐに死の淵までやってきてしまうので、そうならないためのルールをいくつか設けておこうと思っている。
・家で仕事をしない
私の仕事はリモート可なので、休職前はよく家で働いていた。ところがそうすると、家の中の仕事スペースがどんよりと暗いモヤがかかったようになってしまい、仕事以外では近寄れなくなってしまうのだ。物質と感情を結びつけやすい自分にとって、我が家を快適な住空間とするためには、仕事を家に持ち込まないことが必要になってきそうだ。オフィスなりコワーキングスペースなりカフェなりで仕事をし、ただいまと玄関で靴を脱ぐ時には仕事のことはすっかり記憶の端に仕舞い込めているのが理想。
・リラックスしながら働く
過緊張でしょうね、と医者的な人間からはよく言われた。確かに自分でも、仕事は戦争だと思っていたし、みくびられてはおしまいだと、強そうなメイクやパリッと見える服装を身に纏って、肩と目にバキバキに力を入れて働いていた。あわよくばマッチョになりたいくらい、舐められることを恐れていた。そりゃあ疲れるわな。これからは、もっとリラックスして働くことにするよ。メイクは薄く、服はゆるく、呼吸を整えて力は抜いて、ふわりと軽やかに働きたい。
・タスクは一日一つまで
業務量の多い職種なので難しいことではあるが、「これさえやれば大丈夫」のようなことは一日に一つまでに絞って、それができたらよしとする。あれもこれもと手をつけず、脳が情報の洪水に飲まれないように、これと決めたものをやる。
・大きいタスクは朝手をつける
そしてその決めた一つを、後回しにせず最初にやる。休職前は後回し癖が酷くて、自分で自分の首を絞め千切っていた。人間、朝が一番よく頭が動くらしいので、それを利用するんだ。
・仕事以外の時間は仕事のことは考えない
考えたくなっちゃうんだろうけど、自分の人生をやるってことも怠らないで。だらだらせず、仕事の時間にぱきっと終わらせる。オフへの切り替えを意識的に、バチンとブレーカーを落とすように諦めること。
理想の平日の過ごし方はこれ
インターネットに放流させる必要性はこれっぽっちもないのだが、私が私の頭を整理したいのでこの場をお借りして私流お仕事dayのTT (タイムテーブル)を作成してみる。
7:00
おはよう。カーテンを開けて陽の光を部屋に招き入れ、ガジュマルに水をやる。ストレッチをして、バナナヨーグルトを食べて、身だしなみを整える。なるべく急がずに、ゆっくりと心地よくやりたい。
8:00
家を出て、カフェに向かう。その日働くつもりの場所の近くのカフェで優雅にコーヒーを飲みながら、ノートに書きものをする。読みものも少しできると良い。
9:00
仕事場に移動して、働き始める。オフィスでも、コワーキングスペースでも、図書館でも、好きなところで良い。遊ぶように働けると良い。まずその日やることを書き出して、大きめのものから恐れずに手をつける。
13:00
お昼休憩。軽めにランチを食べる。たくさん食べると午後眠たくなってしまうので注意すること。天気が良ければ外で食べたり、お散歩をするのも良いかもしれない。自然に心を洗ってもらおう。
14:00
午後の仕事スタート。メールチェックなど簡単なものから始めて、午前中の進捗に合わせてタスクリストを更新する。無理に詰め込みすぎない。自分に期待しすぎない。私にできる分だけを淡々と進めていく。
16:00
おやつ休憩。甘いものをつまむ。温かい飲み物も欲しい。首と肩がばきばきになってくるので、しっかりほぐす。何かほぐすためのアイテムを手に入れておきたいね。整体師を雇いたいくらいだよね。
18:00
業務終了。やりたいことが終わってなくても、潔く終了する。男前に、肩に風を切り、お先です〜と颯爽とあがる。仕事のことは、思考の中の"もう考えてやんないBOX"に放り込む。そして夕飯までは自由時間。お散歩したりお買い物したり、余裕のある日は映画を見に行っても良い。
19:30
夕飯。よわよわな私の腸内のために、寝る3時間前までにはご飯を終えることと、腹八分目を心がけていきたい。料理の時間が私の心を救うので、15分でもいいから毎日キッチンに立ちたい。
20:30
ストレッチ&筋トレ。一日の疲れを労って体を緩めるべし。巻き肩、内臓下垂、去年入っていたジーンズが入らなくなっていることをどうにかしたいので、たけまり、のが、ひな (敬称略) のYouTubeで筋トレしよう。
21:00
ひとりくつろぎ時間。温かい飲み物と甘いものをお供に、本を読んだり、刺繍をしたり、日記をつけたりして、繊細なマイハートを充電する。
22:30
おやすみ。とくに冬は睡眠時間が多めに必要な体に生まれてしまったので、早めにお布団に入る。本当はもっと夜を楽しみたいけど、健康第一、背に腹は変えられん。
これが理想のおはようからおやすみまで。朝と夜に自分の時間をしっかりとることで、この人生が誰のものかってことを忘れないでほしい。
日常の中にアクセントをきらり
今読んでいる本に、よく遊びよく働こう、1日の終わりにご機嫌でいられるようにHappy Endを予定に入れよう、といったことが書いてある。
カウンセラーさんにも、あなたはオフモードへの切り替えが苦手だから、平日もアフター5は好きなことをする予定を入れておくといいかも、と言われた。
たしかに〜、と視界の晴れやかな今は思えているが、復職したらそんなことは忘れてガリガリ働いちゃう未来が見えるので、こんな楽しいことをやろうと思ってたよ!!というリストを作ってみる。
日々
・朝のカフェと書きものと読みもの
・ストレッチをして体をほぐす
・ご近所を歩いて大地を感じる
・食べたいものを自分でこさえて食べる
・刺繍をちくちくぬいぬいする
・あったかいものと甘いものでほっとする
週末
・気が済むまでカフェにこもる
・お菓子やパンをつくる
・銭湯に行って夜風にあたる
・ジャンクフードを好きなだけ食べちゃう
・好きな人とおでかけする
月ごと
・自炊おやすみ外食ウィークを作る
・食べログ百名店に行ってみる
・その月を振り返る書きものをしたためる
・季節を感じるおでかけをする
1年ごと
・行ってみたい土地へ旅をする
よく生きたい。ここに書いてあるようなことをのらりくらりと実践していけば、今年一年が終わる頃には「よく生きた〜」と思えているんではなかろうか。そうだといい。え〜い、そうであれ!!!
***
働きたいとは思わないけど、働かないのはそれはそれで暇なんだよな〜。そんなことを思う今は、とてもバイトがしたい。マックとかファミレスとかで接客のバイトがしたい。レジに並ぶ人間を捌きまくったり、厨房から提供される料理を運びまくったりして、まかないを食べて、心地よい疲労感とともにお給料を頂きたい。福利厚生のしっかりしたバイト暮らしって選択肢がこの世に生まれてほしいぜ。
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