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伊勢丹新宿店本館地下一階の催事

伊勢丹新宿店本館地下一階の催事

 本年の1月23日から一週間ほど、伊勢丹新宿店本館地下一階フードコレクションで悠木農花のエディブルフラワードレッシングを販売しています。悠木農花は、Suki Flower Farmの食用花を使った花の加工食品を製造、販売している組合です。Suki Flower Farmはお花のみ生産する農園で、悠木農花が六次産業化をサポートしています。

 私はその一週間、売り場に立たせていただきました。一介の百

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静岡と長野

静岡と長野

 今年は長野県のみでおとなしくしている私ですが、昨年は試しに静岡県に畑をお借りして、標高の違いを活かした農業に取り組んでみました。距離でおおよそ200キロ弱(長野県佐久市から静岡県静岡市まで)離れています。静岡圃場の標高は50メートルくらい。佐久圃場はおおよそ700メートルくらい。冬場の夜間温度は、おおよそ10度から12度くらい、静岡圃場の方が高いです。

 佐久圃場では、栽培施設内に暖房機で加温

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3月は育苗の季節

3月は育苗の季節

 2019年は暖冬で、当地の春の到来も例年より10日くらい早い印象です。残雪のない、このような年は、夏の水不足が少し心配になります。どのような一年になるのか、毎年読めなくなる一方ですが、状況に一喜一憂することなく農作業に取り組みたいと思います。

 当園の特色の一つに、自家で採取した種を自らまき、苗を育て、植え付け、収穫する自己完結型の農業をしていることがあげられます。安全安心の担保になり得るかは

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節目

節目

 毎年2月に思い出すことがあります。人生の節目となった出来事。2014年2月14日。東日本大震災のような人命に関わる出来事ではないですが、私ら百姓にとっては厳しい出来事でした。未明の大雪で、当園の大切な栽培施設が2/3ほど倒壊し、その日を境に経営が悪化しました。

 倒れた施設を解体するのに数ヶ月。心はとても荒みました。希望を失いかけた時、救ってくれたのは「お花」でした。本来であれば、加温された冬

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お花を育てています

お花を育てています

 農家の端くれとして、ここ15年ばかりお花を育てています。よく問われるのは、食べるものでない、必需品でもない、花に無関心な人から見れば納得の問い掛けかもしれませんが、それでも私は黙々と花を育てています。もちろん販売すればお金になりますので、そこは大きなモチベーションの一つです。現代社会にお金は大事です。ただ果物や野菜よりお金になるかといえば、おそらくならないように思います。

 基本的にお花という

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