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一首評

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短歌の一首評をひたすら練習します
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#短歌

ただいま評の練習中3

ただいま評の練習中3

今日までに私がついた嘘なんてどうでもいいよというような海/俵万智『サラダ記念日』

主体は海を見ている

こういったタイミングだとよく「今自分が抱えてる悩みなんてちっぽけなもんだ」というようなことを言いがちなのをこの歌では「嘘がちっぽけだ」と言っている

もしかしたら主体は嘘をつくたびに生まれるちょっとした罪悪感に悩んでて、でも海の広大さを前にしてそんな悩みはどうでもよくなったみたいな心境の変化が

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ただいま評の練習中2

ただいま評の練習中2

買い物に出かけるように「それじゃあ」と母を残してきた福井駅/俵万智『サラダ記念日』

福井に帰省していた主体が母親に見送られて自宅に戻る時を詠んでいる歌だと思う

こういう別れ際ってなんだか小っ恥ずかしくて軽く「じゃあまた」みたいな、それこそちょっとそこまで買い物に行くくらいのテンションで別れてしまったりするけど、もしかしたらそれが今生の別れになってしまう可能性もあるんだなあとしみじみ感じた

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ただいま評の練習中1

ただいま評の練習中1

黒板に文字を書く手を休めればほろりと君を思う数秒/俵万智『サラダ記念日』

主体は教師だと思う
授業中板書の区切りのところで一旦手を止めた時にふっと「君」のことを思い出して、でもすぐ授業に戻る感じかなと思った

「ほろりと」からなんとなく主体が「君」に対して淡い切ない感情を持ってる感じがした 叶わなかった淡い初恋の相手とか随分前に別れた恋人とか でも「想う」じゃなくて「思う」になってるのを見るとそ

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