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本のお預けサービスを利用してみた

大切な本たちを一旦外部に預けることにした。

本を預けるに至った経緯から語りたいので、具体的な内容を知りたい方は「お預けサービスの選び方」から読んで下さい。

それでは参ります🎤


1|本を預けるという選択

わたしの部屋には読了本が400冊、積読本100冊、そしてぽつぽつと集めている置き物たちで溢れ返っていた。

住んでいるアパートは収納スペースが少ない。
部屋のキャパは限界を迎えた。

ミニマリストになるのがわたしの長年の夢だ。
本当に必要なものだけを大切にして、身軽に生きていきたい。

映画「PERFECT DAYS」を観て、
“これからは『老人ホームに持ち込みたいかどうか』を買い物の基準にする”と決めたのに。

気がつけば本を毎月10冊ほど買い、昨日なんかブックオフでコジコジのフィギュアを買ってしまった。
一目惚れだった。
コジコジのフィギュアなんて老人ホームにいらないだろ。わたしは馬鹿だ。

1,400円で売られていたコジコジ。
かわいい🦖💨💨💨


置き物はさておき、本だけはどうしても増え続ける。

断捨離の末、手元に残った400冊の読了本たち。
わたしにとってはすべて一軍の本たちなのだ。

費やせる時間を大幅に上回る読書欲が成せる積読の山。
この山を見るたびに時間は有限なのだと思い知らされる。

やはり本は手放せない。

せめて一旦どこかに仮置きできたらな、と思って調べてみると、“本専門のお預けサービス”というものが出てきた。

素晴らしい。
ありがとう。助かった。

我が子のような本たちと離れ離れになるのは寂しいが、こればかりはしょうがない。
一旦預けさせてもらおう。
いつか大きい家に住んで、大きい本棚を拵えて、大量の本たちを迎え入れるんだ。

本以外の分野でミニマリストを目指すことにします。


2|お預けサービスの選び方

お預けサービスは7社ほどあるっぽい。
下記のサイトを参考にして、わたしは東京書庫にお願いすることにした。
箱単位で預けたかったので、レギュラープラン(年間2,640円/箱)にしたよ。

東京書庫を選んだポイントは以下の通り。

▫️本にとって快適な湿度・温度が管理がされている(温度20℃±5℃、湿度50%±5%)
▫️大学図書館の保管実績もあり信頼できる
▫️重量制限が25kgと他社より余裕がある
▫️3つのお預かりプランがある

東京書庫は書籍のリスト化、燻蒸が有料オプションだけれども、わたしの場合どちらも不要だから問題なし。


3|預ける手順(東京書庫の場合)

3-1 専用の段ボールを購入

まずはサイトで専用の段ボールを購入。
保管ケース1セット(10箱分)で3,300円でした。

テープもついてくるよ。
テープの貼り方についての指示書があって親切。

ダンボールと一緒に会員登録書類が届くので、専用サイトで会員登録をした。


3-2 本を段ボールに詰める

ひたすら詰め込んだ。
25kgまで大丈夫なのがありがたい。

これで20kgちょいくらい。
パンパンに詰めてゆく。


3-3 集荷手配

専用フォームから簡単に集荷依頼ができた。
うちの子たちをお願いします。
ちなみに預ける時の送料は無料で、倉庫から出庫するときは1,200円/箱がかかるとのこと。

しばしの別れ。
元気でな。


4|預けるのにかかった料金(約400冊分)

料金について整理すると以下の通り。

段ボール代(1セット10箱分)‥3,300円
保管料(4箱/年)‥10,560円
合計13,860円

飲み会2回ぶんくらいの金額で本を安全な場所に預けておけるなら安いものです。


5|さいごに

本を預けたらお部屋がすっきりした。
ミニマリストになった気分だ。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。

わたしが将来老人ホームに入る時、何を持っていくのだろうか。
断捨離で駄々をこねそうで怖いです。

( おまけ )

積読本の一部。
時間が足りないです。
置き物の一部。
方向性がバラバラ🤸🏽‍♀️

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