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圧倒的成長に必要不可欠な、たった2つの条件とは

人は昨日よりも今日、今日よりも明日と成長を繰り返していく生き物である。

私は、生きる目的そのものがこの『成長』にあるのではないかとも考えている。もし仮に、何の成長もしなくていいとすれば、こんなにつまらないことはない。究極的には歩けなくても、話せなくてもいいということになる。
しかし、実際に人は成長のプロセスの中で、多くの喜びや感動を得ることができる。
目的地に到着することよりも、到着するまでの過程の方が面白いという考え方もあるだろう。

このように、成長を人生の目的のひとつとしたときに、周囲に差をつけて圧倒的成長を遂げるために必要となる要素は、2つあると私は考えている。
生徒の成長に向き合ってきた経験を基に、人の成長に必要不可欠な条件について考えていきたい。

結論からお伝えする。

①競争心
②目的意識

この2つが、成長の必須条件だ。
順番に見ていく。

①競争心

『あの人には負けなくない』
このような、ライバル意識ともいえるような競争心は必要不可欠だ。

例えば、100m走のタイムは、1人で走るよりも自分より速い人と走る方が速くなる。

自分より少し高いレベルの人と競い合うことで、実力を十分に発揮し、より高い成果を出すことができる。
勝ち負けだけですべてを語ることが良いとは思わないが、やはり誰かと競い合う中で、技術は高まり成長していくというのが事実である。

②目的意識

明確な目的意識を持つことによって、成長速度は加速する。

例えば、棒高跳びは、目標のバーを外してしまうと、バーがある時の記録を越すことはできない。

目標をもって取り組むことで、その目標を超えることができるのだ。
最初から目標なしで取り組むということは、目的地を決めずに家を出てタクシーに乗るのに等しい。

「お客さん、どこに向かえばいいですか?」
「えーっと、では一旦北に向かってください」
「北の、どのあたりですか?」
「走りながら考えるので、北へお願いします」

会話として奇妙であり、目的地がない旅に出ている時点でゴールへの到達はない。これでは、成長も何もないだろう。

以上が、成長に必要となる2つの条件だ。
自分の持つ力を発揮するためにも、競争心と目的意識を意識しながら日々の業務に取り組んでいきたい。


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